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印材
 
鶏血

鶏血
鶏血けいけつ
呉昌碩刻ごしょうせきこく
 鮮やかな紅色が鶏の血のようであることから、鶏血という名前がつきました。
 この紅が鮮やかで多いほど、価値は高いとされています。
 紅色の部分が特徴的な鶏血はとても硬いガラス質でできているため、彫刻での装飾が難しく、実際に印として使われることはあまりありません。
 しかし、この印材の裏には上のような文字が呉昌碩という書画家によって刻まれています。


象鈕田黄 象鈕田黄ぞうちゅうでんおう
 田黄…中国福建省ふっけんしょう都の福州ふくしゅう東方40キロメートルの寿山郷じゅざんきょうを中心とした一帯から産出される石を寿山石といい、そのうち田畑の底から採石された黄色の石のことをいいます。
 ちゅうとは印の上部にある、つまみの部分のことをいいます。
 この印材のような象や羊などの動物類を彫りつけたものもあれば、桃や竹などの花果類、仙人や童子(子供)などの人物を彫ったものもあります。
 田黄は当時、金と同じくらい貴重であり、材を惜しんだため、極小のものまで作られているのが田黄印材の特徴と言えます。

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