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感染症に気をつけましょう!


 一般的に,冬季においては,腸管出血性大腸菌感染症に加え,ノロウイルスによる健康被害やインフルエンザの流行も見込まれますので,抵抗力の弱い乳幼児や高齢者に対しては,特に感染防止について注意する必要があります。


1 どんな症状がありますか?

 ○腸管出血性大腸菌感染症
  …感染後,4日〜8日から腹痛,下痢(水様状あるいは血便),嘔吐,発熱などの症状があらわれます。症状が出ない,あるいは出ても軽度の腹痛や下痢のみで経過する場合もあります。(症状が出るまでの期間,症状の有無,症状の内容には,個人差があります。)

 ○ノロウイルス
  …感染してから発症するまでの時間は24〜48時間で,主な症状は,吐き気・嘔吐・下痢・腹痛で,発熱は軽度です。通常,これらの症状が1〜2日続いた後,治り,後遺症もありません。また,感染しても発症しない場合や,軽い風邪のような症状の場合もあります。

 ○インフルエンザ
  …突然の発熱で始まり,半日以内に38℃を超える高熱となります。発熱は3日間程度続き,その間しばしば頭痛,筋肉痛,腰痛等を伴います。完全に回復するには,1〜2週間程度かかることも少なくありません。


2 どのように感染するのですか?

 ○腸管出血性大腸菌感染症
  …飲食物を介した経口感染です。菌に汚染された飲食物を食べたり,患者さんのふん便に含まれる菌に汚染されたものが口に入ることなどにより感染します。

 ○ノロウイルス
  …ノロウイルスに汚染されていた貝類を,生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合,食品を取り扱う人が感染しており,その人を介して汚染した食品を食べた場合,または患者yのふん便や嘔吐物から二次感染する場合などが考えられます。

 ○インフルエンザ
  …主に飛沫感染です。患者の鼻汁などが付着することで接触感染することもあります。


3 感染の予防にはどんなことに気をつけたらいいですか?

 (1)日常生活
  上記の感染症すべてに共通することですが,感染予防の基本は手洗いです。日頃から,食事前や排便後,外から帰ってきたときなどには,せっけんでしっかり手を洗いましょう。また,普段から栄養,睡眠をしっかり取るように心がけ,インフルエンザについては,予防接種を受けるようにしましょう。

 (2)食品の衛生的取扱い  (→食中毒に気をつけましょう!)
  腸管出血性大腸菌感染症及びノロウイルスについては,食品の衛生的な取扱いに十分注意し,以下のことを心がけてください。
  @菌をつけない
   ・調理の前に,食材,手指,調理器具などを十分に洗いましょう。
   ・肉,魚などはビニール袋に入れるなど他の食品に肉汁が付かないようにしましょう。
  Aふやさない
   ・冷蔵・冷凍に必要な食品は,買い物後,すぐに冷蔵庫へ
   ・冷蔵庫への詰め込みすぎには注意しましょう。
  Bやっつける
   ・O157については75℃,ノロウイルスについては85℃で,1分間の加熱をすることにより死滅しますので,食品は高温で加熱するように心がけましょう。
   ・食肉,ハンバーグ等は,中まで十分に加熱しましょう。
    ※レバー等の食肉を,生で食べるのはさけましょう。


4 その他

  上記の症状が見られる場合や,体調がすぐれない時は,早めに医療機関を受診するようにしましょう。



福山市保健所
保健予防課 (084)928−1127