| 「御領山大石歌」 |
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| 御領山頭大石多 |
御領山頭 大石多し |
| 或群或畳闘嵯峨 |
或(ある)いは群し或いは畳(じょう)し嵯峨(さが)を闘わす |
| 大者如山小屋宇 |
大なるは山の如く小なるは屋宇(おくう) |
| 迥如万牛牧平坡 |
はるかに万牛(ばんぎゅう)を平坡(へいは)に牧するが如し |
| 吾嫌世上多猜忌 |
吾は世上猜忌(さいき)多きを嫌い |
| 楽子無知屡来過 |
子(し)の知る無きを楽しみて屡(しばしば)きたり過ぎる |
| 此日一杯発幽興 |
此の日一杯 幽興(ゆうきょう)を発し |
| 吾且放歌子妄聴 |
吾(われ)且(しば)らく放歌す 子妄(みだ)りに聴け |
| 如今朝野尚因循 |
如今 朝野 因循(いんじゅん)をたっとび |
苟有所為触觸嗔
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いやしくも為す所あれば かれの嗔(いかり)に觸(ふ)る |
| 憐子剛腸誰采録 |
憐れむ 子の剛腸(ごうちょう) 誰か采録せん |
| 不如聾黙全其身 |
如かず聾黙して其の身を全うするに |
| 石兮石兮林栖野処得其所 |
石や石や林栖野処(りんせいやしょ) 其の所を得て |
| 韜晦慎勿近囂塵 |
韜晦(とうかい)慎んで囂塵(ごうじん)に近づく事なかれ |
| 逢仙化羊已多事 |
仙に逢い羊に化す 已(すで)に多事 |
| 参僧聴経非子真 |
僧に参じ経を聴くは子が真に非ず |
| 況作建平争界吏 |
況(いわ)んや建平(けんぺい)界を争うの吏となって |
| 況為下■授書人 |
況んや下■(かひ)書を授くるの人と為るをや |
| 菅茶山 |
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