| 葛覃藤[ ]夏木瞑 |
葛覃(かったん)藤(とう)[まん]夏木(かぼく)瞑(くら)し |
| 牧犢隔林聲相應 |
牧犢(ぼくとう)林(はやし)を隔(へだ)てて声(こえ)相応(あいおう)ず |
陂塘閘開風始薫
|
陂塘(はとう)閘(こう)開(ひら)いて風(かぜ)始(はじ)めて薫(くん)じ |
| 野川堰成路正濘 |
野川(やせん)堰(せき)成(な)って路(みち)正(まさ)に濘(ぬか)る |
揚柳貫魚三両童
|
揚柳(ようりゅう)魚(さかな)を貫(つらぬ)く三両(さんりょう)童(どう) |
| 累騎老牛入竹叢 |
老牛(ろうぎゅう)に累騎(るいき)して竹叢(ちくそう)に入(はい)る |
竹叢数里擁閭巷
|
竹叢(ちくそう)数里(すうり)閭巷(りょこう)を擁(よう)し |
屋影參差嫩翠中
|
屋影(おくえい)參(しん)差(し)たり嫩翠(どんすい)の中(なか) |
| 僻郷人僕[ ]爭少 |
僻郷(へききょう)人僕(じんぼく)にして[かい]争(そう)少(すく)なく |
相通乞假新隣保
|
乞假(きっか)相通(あいつう)じて隣保(りんぽ)親(した)しむ |
| 東家鑿井常共汲 |
東家(とうか)井(せい)を鑿(うが)てば常(つね)に共(とも)に汲(く)み |
北舎生兒時更抱
|
北舎(ほくしゃ)兒(こ)を生(う)めば時(とき)に更々(こもごも)抱(だ)く |
嗟我平生懐憂虞
|
嗟(ああ)我(われ)平生(へいせい)憂虞(ゆうぐ)を懐(いだ)く |
| 目耕何似躬耕好 |
目耕(もっこう)躬耕(きゅうこう)の好(よ)きに何似(いずれ)ぞ |
隔下脱林字北上脱共汲二字
衰旄経写到此紕漏覧老[ ]嗤
七十翁晋帥 |