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心のかけ橋 1月号

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月3日更新
手話を使ってコミュニケーション広げよう
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市では、2017年(平成29年)12月、手話のことをもっと知り、互いに支えあって、誰もが安心して暮らすことができるまちづくりをめざして、「福山市こころをつなぐ手話言語条例」を制定しました。

教育委員会では、児童生徒に周知するために、福山ろうあ協会と連携し、副読本「大好き!福山~ふるさと学習~」に条例の趣旨の説明や、あいさつなどのイラストを掲載しました。   

各学校の実態に応じて、児童生徒集会等で、手話を使ったあいさつや手話の紹介をするなど、毎日の生活の中で手話に親しむ活動に取り組んでいます。

 例えば、手話クラブがある小学校では、17人の児童が活動しています。子どもたちは、地域の方を講師に招き、手話を使った自己紹介の仕方やあいさつ、簡単な会話などを練習しています。

また、ある中学校では、総合的な学習の時間に、お互いに思いやりをもって関わろうとする心を育む学習をしています。福山市手話出前講座「手話ってなぁ~に?」を活用し、手話の役割や手話を使ったあいさつなどを学びました。        

児童生徒が「人とつながる手のことば」である手話を知り、身近なものにしていくことは、相手と分かり合おうとする気持ちや態度、コミュニケーション能力などを育むことにつながります。こうした資質や能力は、福山100Nen教育が育もうとしている力そのものであり、引き続き、児童生徒が手話に親しむ学習に取り組んでいきます。

手話を通してコミュニケーションを重ねることにより、お互いを知り、理解を深めていくことができます。ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)をもって、誰もが個性や人権を尊重し合い、心豊かに共生することができる地域社会をつくりましょう。

問 学びづくり課(☎928―1170)

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いつまでも だいじにするよ おともだち

手話通訳/要約筆記の有無:

 
学びつくり課
Tel :928-1170