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知って広める ユニバーサルデザイン

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月1日更新

ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインは全ての人のためのデザインという意味です。

私たちのまちには子どもからおとな、高齢者、外国人、妊産婦、障がいのある人など、さまざまな人が暮らしています。

ユニバーサルデザインは、こうした年齢や文化、身体の状況など、人々がもつ個性や違いに関わらず全ての人が暮らしやすい社会になるよう、建物やもの、仕組み、サービスなどを提供していこうとする考え方です。

ユニバーサルデザインの7つの原則

1.誰もが公平に使えること

2.幅広い使い方に対応してくれること

3.単純で直感的に使えること

4.必要な情報が分かりやすく伝わること

5.危険な誤作動につながらないこと

6.身体への負担が少ないこと

7.利用に十分な大きさや広さがあること

 

身近なユニバーサルデザイン

聴覚障がい者も認知できる要約筆記

聴覚障がい者も認知できる要約筆記

車いす利用者も安心して利用できるスロープ

車いす利用者も安心して利用できるスロープ

屋根が設置された身体障がい者用駐車場

屋根が設置された身体障がい者用駐車場

誰でも入れるように工夫された多目的トイレ

誰でも入れるように工夫された多目的トイレ

ユニバーサルデザインの提唱者

ロナルド・メイスユニバーサルデザインはアメリカの建築家でノースカロライナ州立大学の教授ロナルド・メイスが1980年代に提唱しました。

彼は幼い頃から病気により車いすで生活していましたが、「より人々の不便をなくしたい」とバリアフリーに代わる考え方として提唱したのが始まりです。

 

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

 

バリアフリーは障がい者や高齢者の「生活上のバリア(障壁)」を取り除いていこうとするものです。

ユニバーサルデザインは始めから全ての人にとってバリアのない社会づくりをめざすもので「すべての人に平等な環境を用意しよう」という考え方です。

どちらもより快適な環境をつくることをめざしているという方向性は同じです。

 

心のユニバーサルデザイン

心のユニバーサルデザイン

 

ユニバーサルデザインを推進するために基本となるのはその「考え方」です。

心のユニバーサルデザインを実現していくためにはお互いを認め合い、思いやる心が不可欠です。

 

私たちにできること ~思いやりを行動に~

誰もが暮らしやすいまちをめざしてお互いに交流を深めるとともに、ローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)を育み、その思いを行動に移すことが大切です。

 
困っている人を見掛けたら声を掛けましょう 高齢者や妊婦中の人などに席を譲りましょう 自動車や自転車を歩道の上に止めないようにしましょう 一人暮らしの高齢者に声を掛けましょう ユニバーサルデザインの理解を深めましょう
困っている人を見掛けたら声を掛けましょう 高齢者や妊婦中の人などに席を譲りましょう 自動車や自転車を歩道の上に止めないようにしましょう 一人暮らしの高齢者に声を掛けましょう ユニバーサルデザインの理解を深めましょう

これからの社会に向けて

ユニバーサルデザインによる環境づくりが進めば、これまで以上にさまざまな人たちの積極的な社会参加が可能になります。

これは個性豊かな地域づくりにもつながっていきます。

一人ひとりが自分らしさを十分に発揮できる社会に向け、私たちができるユニバーサルデザインについて考えてみましょう。

これからの社会に向けて

 

人権は 人の命を 守るもの

手話通訳/要約筆記の有無:

 
人権・生涯学習課
電話:084-928-1006