ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 広報ふくやまポータルサイトトップ > 広報ふくやま2019年3月号 > 現在も大切に祀まつられる 川南の夜鳴き地蔵
広報ふくやまの表紙

広報ふくやま2019年3月号

マチイロ

広報「ふくやま」は、スマートフォンのアプリケーション「マチイロ」でも読むことができます。

下のロゴをクリックすると、ダウンロードページ(外部リンク)に遷移します。


印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月1日更新
歴史散歩

現在も大切に祀まつられる 川南の夜鳴き地蔵

 神辺駅に近い国道313号沿いには小さなお地蔵さんが祀られてい
ます。
 「川南村誌」には次のような話が伝えられています。昔この辺りに夜
鳴き塚と呼ばれる塚があり、径2尺(約60cm)余りの松が植えられてい
ました。この松の皮に火をつけて赤ん坊に見せると夜泣きが止むとい
われていたそうで、明治維新の頃まではこの松の皮を剝いで家に持って
帰る人が多く、夜鳴き松と呼ばれていましたが枯れてしまいました。
 夜鳴き塚について古老の話によれば次のように語られています。薩摩
の大名の奥方が西国街道を通行中に突然産気づき、この辺りで出産し
ました。しかし産まれたのが双子であったため、お家騒動の元となるこ
とを恐れて泣く泣く一人を生き埋めにしました。その埋められた子の泣
き声が夜な夜な聞こえてくることから夜鳴き塚と呼ばれていたそう
です。
 昭和の初め頃にはこの辺りには径3尺ばかりの松が生えており、2
代目の松ではないかといわれています。その松のそばに赤ん坊を供養す
るために土地の人が建てたお地蔵さんがあり、夜鳴き地蔵と呼ばれて
いました。
 元は100mほど南にあった浄玄寺の一角にありましたが、道路改修
によって現在の場所に夜鳴き地蔵が祀られたそうです。
 夜鳴き地蔵は土地の人々によって大切に祀られており、現在も献花が
絶えません。

夜鳴き地蔵

手話通訳/要約筆記の有無:

 

このページに関するお問い合わせ先

文化振興課
084-928-1278