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※   検   索

T概況    U労働力状態    V産業別就業者    W就業者の従業上の地位  
X通勤・通学者数         Y流入・流出人口      Z通夜間人口比率


調査結果の概要

T 概況

 2000年10月1日現在で実施された国勢調査の第2次基本集計結果(人口の経済的属性である労働力状態・産業別就業者数・従業上の地位等)と従業地・通学地集計(その1)から,本市の状況をみますと,次のようになりました。
 労働力人口は,1960年以降一貫して増加していましたが,今回初めての減少に転じました。
 また,労働力率(15歳以上の人口に占める労働力人口の割合)は,1995年にわずかながら上昇しましたが,今回再び減少に転じました。
 次に,15歳以上の就業者数を,産業3部門別にみますと,第1次産業,第2次産業については,1995年を下回りましたが,第3次産業は,依然として上昇傾向が続き,今回は61.4%(構成比)と6割を超えました。
 また,従業上の地位からみますと,雇用者が就業者数に占める構成比は,84.1%と8割を超えています。
 最後に,人口の流入・流出について,通勤・通学人口をみますと,本市への流入人口40,425人のうち約7割が県内から,約3割が県外からの流入,また同様に流出人口27,423人のうち約7割が県内へ,約3割が県外への流出となっています。
 この結果,13,002人が流入超過となり,昼夜間人口比率(常住人口100人あたりの昼間人口の割合)は,103.5(常住人口378,442人に対し,昼間人口391,651人)となり,1975年の105.6から緩やかな低下傾向が依然として続いています。


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U 労働力状態


1 労働力人口
     〜労働力人口減少に転じる〜

 2000年10月1日現在の15歳以上人口318,774人のうち労働力人口(就業者と完全失業者を合わせた人口)は,197,438人(就業者187,835人,完全失業者9,603人)で,1995年と比べると,1,791人(0.9%)減少しています。
 一方,非労働力人口(家事従事者・通学者・高齢者等)は,117,937人で1995年に比べ8,689人(8.0%)増加しました。
 1960年以降の推移をみますと,労働力人口は一貫して増加傾向にありましたが,今回初めて減少しています。増加率をみますと,高度経済成長期の1965年から1970年には,23.5%と大幅に増加し,第1次石油ショックのあった1970年から1975年には,5.2%に止まりました。
その後1985年から1990年には3.9%まで低下し,1990年から1995年には,第2次ベビーブーム世代の参入により7.1%と上昇を示しましたが,今回(0.9%)再び減少に転じました。(表1) 表.xls へのリンク


2 男女別労働力人口
     〜増加率は男子は減少,女子は低い伸び〜

 労働力人口を男女別にみますと,男子が115,052人(労働力率75.0%),女子が82,386人(同49.8%)で,1995年に比べ男子は2,765人(2.3%)減少したのに対し,女子は974人(1.2%)増加しています。
 1960年以降の推移をみますと,男子は1965年から1970年には30.3%と高い増加率を示しましたが,次の1970年から1975年には11.7%に止まりました。
 その後,低い増加率が続き,1990年から1995年には再び7.5%と上昇しましたが,1995年から2000年は初めての減少に転じました。
 同様に女子も1965年から1970年には高い増加率を示しましたが,1970年から1975年には男子とは異なり,初めて4.3%の減少に転じました。その後は,1990年から1995年を除き男子を上回った増加率で推移しています。
 このことから,女子の社会進出が着実に進んでいることがうかがえます。(表3) 表.xls へのリンク



3 労働力率
     〜労働力率は61.9%に低下〜

 労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合)は61.9%で,1995年に比べ2.4ポイント低下しました。
 1960年以降の推移をみますと,労働力率は,1970年までは70%台で推移していましたが,第1次石油ショック後の1975年には66.7%に低下し,以後低下傾向が続き,1995年には一旦わずかながら上昇に転じましたが,今回は再び低下しています。
 また,男女別にみますと,男子は1970年の87.6%をピークに低下傾向が続いていましたが,1995年にわずかに上昇を示し今回再び75.0%と低下し,前回を3.9ポイント下回りました。
 一方,女子は,1960年から1970年までは50%台で推移していましたが,1975年には50%を割って47.8%となり,その後は49〜50%台で横ばい傾向が続いています。(表1,3) 表.xls へのリンク



4 完全失業率
     〜完全失業率は戦後最高〜

 完全失業率(労働力人口に占める完全失業者の割合)は,4.9%で,1995年に比べ0.6ポイント上昇しました。
 1960年以降の推移をみますと,1970年と1990年はわずかに低下していますが,1960年の0.6%を底に上昇傾向にあり,今回は,最も高い4.9%となりました。
 男女別にみますと,男子は1960年に1%を割った他は,1965年から1990年には1%〜3%台で推移していましたが,1995年には4.6%まで上昇し,今回は5.2%と1995年を更に0.6ポイント上回りました。
 これに対し女子は,1965年までは1%を割り1970年以降は1〜2%台で推移していましたが,男子と同様1995年は3.9%まで上昇し,今回は4.3%と1995年を0.4ポイント上回りました。完全失業率は,女子が男子を下回って推移しています。
 完全失業率を年齢階級別にみますと,男子では15〜19歳が15.0%,60〜64歳が11.0%,20〜24歳が9.2%と高くなっています。1995年に比べ,60〜69歳は,低下していますが,それ以外の年齢では上昇しており,特に15〜24歳では,2.3ポイント上昇しています。
 また女子では,15〜19歳が12.5%,20〜24歳が7.7%,85歳以上が6.9%と高くなっています。1995年に比べ,15〜19歳,55〜59歳を除くすべての年齢で上昇しています。
 男女とも若年層での失業率が特に高くなっています。(表1〜3) 表.xls へのリンク


5 男女別・年齢階級別労働力率
     〜男子の労働力率は全ての年齢階級で1995年を下回る〜

 男女別・年齢階級別に労働力率をみますと,男子は25〜29歳から,55〜59歳までの各年齢階級が90%台と高い逆U字型になっています。
 これに対し,女子は20〜24歳の72.0%と45〜49歳の74.3%を二つの山として,中間の30〜34歳の59.4%を谷とするM字型となっています。
 1995年と比べると,男子では全ての年齢階級で前回を下回っています。
特に,20〜24歳で5.0ポイント,60〜64歳で9.9ポイント,70〜74歳で9.9ポイントと大きく低下しています。女子では逆に,25歳〜29歳で5.0ポイント,30〜34歳で4.3ポイントと上昇傾向にあるものの,全体では0.9ポイント低下しています。(表7,図1) 表.xls へのリンク


図1 男女別,年齢(5歳階級)別労働力人口


6 高齢単身者

 高齢単身者数は7,325人と65歳以上人口の約11.8%を占めています。
 高齢単身者の労働力状態をみますと,労働力人口は1,076人で,労働力率は14.7%となっています。また,非労働力人口は5,890人で,非労働力率(高齢単身者数に占める非労働人口の割合)は80.4%となっています。(表4,8) 表.xls へのリンク

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V 産業別就業者

1 産業3部門別就業者数
     〜第3次産業就業者数引き続き拡大〜

 15歳以上就業者数は187,835人で,これを産業3部門別にみますと,第1次産業就業者数は3,897人(15歳以上就業者数の2.1%),第2次産業就業者数は66,572人(同35.4%),第3次産業就業者数は115,243人(同61.4%)となっており,第3次産業の割合が一貫して拡大を続けています。
 1995年と比べると,第1次産業が1,333人(25.5%),第2次産業が6,645人(9.1%)減少しましたが,第3次産業は4,414人(4.0%)と増加しています。
 次に,構成比の推移をみますと,第1次産業就業者数は,1960年から一貫して減少しており,今回は2.1%になりました。第2次就業者数は,1960年から1970年までは,拡大していましたが,1970年以降産業構造の変化などにより縮小傾向にあり1990年には,若干拡大したものの1995年には,再び縮小し,今回は35.4%になりました。第3次産業就業者数は,一貫して拡大しており,今回は60%を超え61.4%になりました。今後も,この傾向は続くものと思われます。
(表9,図2) 表.xls へのリンク

図2 産業3部門別就業者構成比の推移



2 産業大分類別就業者数
     〜「サ-ビス業」は拡大傾向,「製造業」は縮小傾向〜

 15歳以上就業者数を産業大分類別にみますと,「製造業」が48,730人(構成比25.9%)と最も多く,次いで「サ-ビス業」が46,094人(同24.5%),「卸売・小売業,飲食店」が45,981人(同24.5%)の順となっています。
 また,1995年から2000年で就業者数が増加している産業は,「サービス業」が3,759人(8.9%)と最も多く,以下,「卸売・小売業,飲食店」,「運輸・通信業」,「不動産業」,「鉱業」となっています。これら以外の産業については,全て減少に転じ,中でも注目されるのは,「製造業」が前回に続いて減少し今回は5,024人(9.3%)と最も多く減少しています。(表10)(図3) 表.xls へのリンク

図3 上位5業種構成比の推移


3 年齢階級別就業者数
     〜「卸売・小売業,飲食店」では75〜79歳を除き全ての階級で20%を超える〜

 産業大分類別従業者数を男女別,年齢階級別にみますと,男女とも「農業」は70〜74歳の高齢者が最も多く,「建設業」,「製造業」では50〜54歳が最も多くなっており,「運輸・通信業」,「サ−ビス業」についてみますと,男子は50〜54歳,女子は25〜29歳が最も多くなっています。
 また,「建設業」,「運輸・通信業」,「製造業」は全ての階級で男子が女子を上回っていますが,「農業」は55〜59歳,「卸売・小売業,飲食店」は15〜29歳,40〜59歳,「サ−ビス業」では15〜59歳の階級で女子が男子を上回っています。特に「サ−ビス業」についてみますと,産業の拡大という構造の変化の中で女子の進出が注目されます。
(表11〜13)(図4) 表.xls へのリンク


図4 年齢階級別就業者数

図4 年齢階級別就業者数

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W 就業者の従業上の地位
     〜雇用者の比率拡大〜

 15歳以上の就業者数を従業上の地位別にみますと,雇用者が157,959人(構成比84.1%),自営業者が21,345人(同11.4%),家族従業者が8,509人(同4.5%)となっており,1995年と比べると,雇用者が1,166人(0.7%)増加したのに対し,自営業者が2,225人(9.4%),家族従業者が1,706人(16.7%)それぞれ減少しました。
 構成比の推移をみますと,雇用者比率(15歳以上就業者数に占める雇用者の割合)は一貫して拡大しており,今回84.1%と1995年を1.8ポイント上回りました。
 一方で,自営業者は1980年を除き,ゆるやかながら縮小傾向を示し,家族従業者も一貫して縮小傾向が続いています。(表14)(図5) 表.xls へのリンク

図5 従業上の地位別構成比の推移

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X 通勤・通学者数

1 常住地による通勤・通学者数

 福山市に住む15歳以上の通勤・通学者数は187,863人で,このうち従業地又は通学地が市内の者は160,440人(構成比85.4%),県内他市区町村の者は19,347人(同10.3%),他県の者は8,076人(同4.3%)となっています。通勤・通学者は1995年までは増加していましたが,今回初めて3,915人(2.0%)の減少に転じています。内訳をみますと,自市区町村への通勤・通学者が5,277人(3.2%)減少しています。(表15) 表.xls へのリンク

2 従業地・通学地による通勤・通学者数

 福山市を従業地・通学地とする15歳以上の通学・通勤者は200,865人で,このうち市内の者は160,440人(構成比79.9%),県内他市区町村の者は28,764人(同14.3%),他県の者は11,661人(同5.8%)となっています。1995年と比べるとそれぞれ減少に転じました。(表16) 表.xls へのリンク

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Y 流入・流出人口

1 概 況

 福山市から市外への流出人口と,市外から福山市への流入人口をみますと,流出人口は27,423人(うち就業者23,655人,通学者3,768人)で,流入人口は40,425人(うち就業者35,741人通学者4,684人)となっています。
 この結果,1985年以降の流入超過人口は増加しています。その幅は除除に減り,今回の流入超過人口は13,002人で1995年に比べ2,765人(17.5%)減少となりました。この内訳を就業者・通学者別にみますと,今回就業者は12,086人,通学者は916人とそれぞれ流入超過人口となっています。1985年以降では1985年,1990年の通学者がわずかに流出超過したのを除いては,流入超過傾向にあります。  (表15,16) 表.xls へのリンク



2 福山市への流入人口
 
 15歳以上就業者及び通学者のうち,市外からの流入人口は,40,425人で,1995年と比べて1,403人(3.4%)減少となっています。
 これを就業者についてみますと,35,741人で,1995年と比べて223人(0.6%)減少しています。市区町村別で,県内では,神辺町の9,002人が最も多く,次いで尾道市5,062人,府中市2,584人,新市町2,250人,沼隈町1,981人の順となっています。また,県外では,笠岡市が4,857人で最も多く,次いで井原市1,911人,倉敷市808人の順となっています。
 次に,通学者についてみますと,流入人口は4,684人で,1995年と比べて1,180人(20.1%)減少しています。市区町村別で,県内では,やはり神辺町の851人が最も多く,次いで尾道市661人,府中市459人,沼隈町398人,三原市351人の順となっています。また,県外では,倉敷市250人,岡山市154人,笠岡市151人の順となっています。(表17〜19)
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3 福山市からの流出人口

 15歳以上就業者及び通学者のうち,市外への流出人口は,27,423人で,1995年と比べて1,362人(5.2%)の増加となっています。
 これを就業者についてみますと,23,655人で,1995年と比べて2,719人(13.0%)増加しています。市区町村別で,県内では,尾道市の4,314人が最も多く,次いで神辺町3,755人,府中市3,436人,新市町1,675人,沼隈町1,206人の順となっています。また,県外では,笠岡市が2,534人で最も多く,次いで井原市784人,岡山市771人の順となっています。
 次に,通学者についてみますと,流出人口は3,768人で,1995年と比べて,1,357人(26.5%)減少しています。市区町村別で,県内では,府中市の437人が最も多く,次いで神辺町387人,尾道市281人,新市町187人,広島市138人の順となっています。また,県外では,岡山市622人,倉敷市431人,金光町299人の順となっています。(表20〜22)
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Z 昼夜間人口比率
     〜1975年から低下傾向続く〜

 都市の吸収力を示す指標の一つに,昼夜間人口比率(常住人口100人あたりの昼間人口の割合)があります。
 1975年からの推移をみますと,105.6から,ゆるやかな低下を続け,今回は103.5となりました。
 これを,年齢階級別に1995年と比較してみますと,上昇したのは,「15歳未満」と「15〜19歳」のみで,「55〜64歳」は同率,それ以外の階級では,低下しています。

図6 年齢階級別,昼夜間人口比率の推移(15歳未満,15〜34歳)

図6 年齢階級別,昼夜間人口比率の推移(15歳未満,15〜34歳)


図7 年齢階級別,昼夜間人口比率の推移(総数,35〜65歳以上)

図7 年齢階級別,昼夜間人口比率の推移(総数,35〜65歳以上)

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