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遺伝性乳がんについて

遺伝性乳がんの遺伝カウンセリングについて

 乳腺甲状腺外科 久保慎一郎

 家族歴の見られる乳がん患者さんでは、乳がんの発症に「遺伝要因」が関与していることがあります。
遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer: HBOC)とは、

・若年性(40歳以下)で乳がんを発症する

・両側(または片側)の乳房に、同じ時に複数(または時間をあけて別の)の乳がんを発症する

・男性乳がんを発症することがある

・乳がんだけでなく、卵巣がんも発症する

・他の臓器(すい臓、前立腺など)にがんを発症することがある

・トリプルネガティブタイプ乳がんを発症する

 などの特徴を持ち、遺伝子異常として、『BRCA1遺伝子』または、『BRCA2遺伝子』に生まれつき変異(異常)を持つ、遺伝性乳がんの一つです。

 最近、関心も高まりつつあり、一般的にも知られるようになってきています。

最近できた概念ではないですが、カウンセリング・診断・治療を、きちんとした形で対応できる施設は限られており、みなさんが相談したいと思われても、対応できる窓口を置いている施設が福山にはありませんでした(2015年8月現在)
そこで、当院では、2015年から、乳がん遺伝カウンセリング外来を立ち上げ、診療体制を整えています。診療を希望される際には、まず、電話相談を頂き、相談内容を確認した上で、月曜日の午後の乳がん遺伝カウンセリング外来(自費診療で30分5400円)への予約を入れさせて頂くことになります。

乳がん遺伝カウンセリングの内容としては、

・遺伝性乳がん・卵巣がん症候群とうい病気の説明

・家系内での乳がんや卵巣がんなど詳しい発症状況の確認

・遺伝子異常がどの程度疑われるかのリスクの評価

・遺伝子検査※(自費診療で20万円程度)のご案内

・診断された時の対応(予防、治療、検診:基本的に自費診療)のご案内

などを行ないます。
家族歴や上記の特徴があり、ご自身や、ご家族の乳がんになるリスクが心配な方は、まずは電話相談下さい。

※遺伝子検査は自費診療にはなりますが、当院にて、実施できる体制を整えております。
ファルコバイオシスムズHBOC情報サイト:www.hboc.info/where/chugoku/index.html#hiroshima

 

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