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2017年度 特別企画展 

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月1日更新
 

ミッフィーのたのしいお花畑―ディック・ブルーナが描くお花と絵本の世界展

会期 2017年4月28日~7月2日

ディック・ブルーナは、オランダで最も有名なグラフィック・デザイナーで、絵本作家のひとりです。ミッフィーに代表される彼の絵本の世界は、シンプルでのびのびとした線と明るい色彩を基調に、個性的で愛らしい主人公たちがいきいきと描かれ、子どもから大人まで、世界中の人々に愛されています。
本展では、とくに「花」と「植物」にスポットをあて、それらが登場する作品や、日本では未刊行ながら、世界中のブルーナファンに人気の高い『はなのほん』(1975年)もあわせて紹介します。自由に体験できる「ぬりえコーナー」や「絵本コーナー」なども設け、親子でブルーナを楽しんでいただける展覧会です。

今井絵美子 ―人情と自然と   

 会期 2017年9月15日~11月26日

福山市在住の作家今井絵美子は、現在最も精力的に時代小説を世に送り出している作家のひとりです。「立場茶屋おりき」シリーズ、「すこくろ幽斎診療記」シリーズなどは多くの読者に愛されています。特に人気のあった「立場茶屋おりき」シリーズは2006年から書き継がれ、2016年8月、『永遠に』で完結しました。今回の展示では、ふくやま文学館に寄贈された生原稿などの貴重な資料を展示するとともに、今井絵美子の質の高い時代小説の世界を紹介します。

生誕120年 井伏鱒二の青春 未公開書簡(高田類三宛)の中の井伏鱒二

会期 2017年12月15日~2018年3月4日

井伏鱒二は自分自身のことを語ることが少ない作家でした。自叙伝随筆に「雞肋集」、「半生記 私の履歴書」などがありますが、他の作家とは異なり、自己を取り巻く他者に比重がおかれているといった趣があります。したがって、年譜的事象を詳しく知ろうとすれば、交流のあった人々の証言、書簡等が一級の資料となります。今回の展示では、福山中学校(現・福山誠之館高等学校)時代の同級生高田類三(新市町 高田鋳造所社主)宛書簡を中心として、井伏の青春時代を浮き彫りにします。

 


 

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