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外科

はじめに

医師には、全人的な治療を行えることが望まれ、外科医においてもそれは例外ではありません。本プログラムでは、外科医として疾患の診断、治療に責任を持ち得る知識、技量、人格を備えることで、患者、家族、そしてチームを組む医療スタッフから信頼される外科医になることを目指します。
オン・ザ・ジョブ・トレーニングを通じて、外科医としての心構え・考え方・習慣を身につけ、外科医として必要な知識や診療技術を習得することができます。
 結果として、プログラム終了時には外科学会専門医受験資格を得ることはもとより、その後に続くSubspecialtyとしての消化器外科専門医・呼吸器外科専門医・乳腺専門医等の取得に足る経験を目標とします。
 また、院内カンファレンス、学会発表、論文執筆を通じて、臨床力のみならず、EBMに基づいた思考と臨床を実践し得るAcademic Surgeonとなることを目指します。

研修期間

原則3年間

診療科概要

当院は岡山県西部の井原市、笠岡市と広島県東部(三原市以東)を包含する備後圏域の中心に位置します。福山・府中二次医療圏のがん診療に於いては、「地域がん診療拠点病院」に指定されており、救急医療に於いては、3次救急を受け入れる「救命救急センター」も配しています。従って、がんに対する標準的手術から最先端手術を実践する一方で、外傷性臓器損傷に対する救命のための手術を含む緊急手術も年間200例以上行っています。  
 外科スタッフは一般外科10名、呼吸器外科3名、乳腺甲状腺外科4名で、指導医たる外科医師ほぼ全員が臨床研修指導医講習会を修了しており、各々が専門領域を担うと共に、外科医療を担う人材を育成する能力を有し、指導医となります。

診療科の特徴・魅力

  • 当院には外科、呼吸器外科、乳腺甲状腺外科、心臓血管外科等の外科専門医取得に必要とされる全専門領域があります。
  • 各分野にエキスパートを配置し、専門性の高い、高難度手術や低侵襲手術を中心とした最先端の診療を実施しています。
  • 救命救急センター併設で、外傷など救急疾患手術も豊富です。
  • 多くの診療科があり、循環器疾患併存状態や維持透析状態など様々な複雑な病態を併存する患者さんにも対応しており、真の臨床力が身につきます。

診療科の実績

診療科の実績

到達目標

  • 初期臨床研修の修了者を対象とし、当院外科(胃・食道外科、大腸外科、肝胆膵外科 等)・呼吸器外科・乳腺甲状腺外科・心臓血管外科において研修を行います。
  • 各種検査に習熟し、正確な術前診断を導き出す能力と、それをPresentationできる能力を身につけ、また、外科周術期管理を習得して頂きます。
  • 手術に於いては、外科専門医の取得に足る手術症例をマスターするだけでなく、消化器外科専門医・呼吸器外科専門医・乳腺専門医といったsub specialtyの資格取得に足る手術症例のマスターも目指します。
  • がん治療においては、化学療法、放射線療法、緩和医療を含めた集学的治療を他科とのカンファレンスやコンサルテーションを通して習得し、実践して頂きます。
  • 救急疾患においては、その初期対応から手術適応の判断を行って、指導医の責任の下、インフォームド・コンセント、手術、周術管理を実践して頂きます。
  • 本プログラムの終了時には、実際の外科診療の場で貢献できる外科医となるよう養成します。

 コース修了で取得/取得準備可能となる資格

日本外科学会外科専門医

(消化器外科専門医・呼吸器外科専門医・乳腺専門医)

 スケジュールの説明図

 ※ 外来を平日の午前あるいは午後に週1枠担当して頂き、担当症例の術前・術後の外来管理も実践して頂きます。

2013年~後期研修プログラム開始PGY5(Y Dr.)の例

 手術

 手術実績の画像

学会発表

PGY2

第75回日本臨床外科学会総会 初期臨床研修医 口演セッション → 研修医Award受賞

PGY3

日本消化器病学会中国支部第17回教育講演会 一般口演
第75回日本臨床外科学会総会 一般口演

PGY4

第6回Acute Care Surgery学会学術集会一般口演
第27回内視鏡外科学会総会 一般口演
第76回日本臨床外科学会総会 一般口演
第51回日本腹部救急医学会 パネル・ディスカッション

誌上発表

外科 Vol.77 No.7 2015掲載予定

レジデントからのメッセージ

まず後期研修医である私の日常の紹介ですが、4-6か月毎に上部消化管・下部消化管・肝胆膵グループを回り、そのグループでの予定手術に参加します。技術面から悪性疾患の執刀機会はまだまだ少ないですが、肝細胞がんへの肝亜区域切除、下部胆管がんへの亜全胃温存膵頭十二指腸切除など高難易度手術を執刀する機会もいただけました。緊急手術への待機当番は週に2-3回となっています。当医療圏では夜間・休日や、背景疾患の多い症例への全身麻酔手術が可能な医療機関が少ないため、多くの緊急手術症例が紹介・搬送となります。虫垂炎や胆嚢炎など一般的なものから、外傷性胸腹部臓器損傷まで内容はさまざまです。2014年に316件の手術に入らせていただき、うち71件は緊急手術でした。執刀111例のうち53例が緊急手術であり、執刀のチャンスも増えていきます。毎日忙しくないといえばウソになりますが、仕事のon/offはみんな明確で、充実した外科医生活を過ごしています。 当院で後期研修をする最大の利点は、各分野でがんに対するレベルの高い手術を間近で見られることです。執刀機会は他病院と比すると多くはないのかもしれませんが、レベルの高い手術を見ることで、得られるものは非常に多いと感じます。また現在10名の外科医がいる当科ですが、卒業5年目の私が一番若年であり、次に6年目・8年目その次は12年目と比較的レジデントが少ない状況です。レジデント同士でのいわゆる”症例の取り合い”といったことは皆無ですし、各専門医試験のための症例も十分に集めることができます。学術活動に対しても積極的であり、2014年は3回の一般口演と、1件のパネルディスカッションに参加できました。
 以上、後期研修医目線で書かせてもらいましたが、文章だけでは伝えられない魅力が多々あります。後期研修先を悩まれておられる先生たちは、ぜひ一度当院へ見学に来てください。研修して後悔することは、絶対にないと思っています。お待ちしていますので、いつでもどうぞ♪

病院見学について

見学を希望の方は福山市民病院 病院総務課

shimin-byouin@city.fukuyama.hiroshima.jpまでご連絡下さい。

リンク先

岡山大学病院


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