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外科治療のご紹介(肝臓・胆道・膵臓)

肝・胆・膵疾患の外科治療

肝疾患診療連携拠点病院 がん診療連携拠点病院 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医制度修練施設A 過去5年間(2009-2014)の手術症例数 肝胆膵領域の腹腔鏡下手術 担当医 

福山市民病院は“肝疾患診療連携拠点病院”です

肝疾患診療連携拠点病院とは、肝疾患診療の向上及び均てん化を図るため、その中心となるべく都道府県より指定された病院で、肝臓疾患の専門家による、専門的知識に基づいた「肝臓がん撲滅」のための、積極的な肝疾患診療を行っています。
広島県下では広島大学と当院の2病院が指定を受けています。

広島県下の肝疾患診療連携拠点病院
療圏  肝疾患診療連携拠点病院所在地
全域国立大学法人広島大学病院広島市南区霞1-2-3
全域福山市民病院福山市蔵王町5-23‐1

福山市民病院は“がん診療連携拠点病院”です

厚生労働省は全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、全国401病院をがん拠点病院として指定しています(平成27年4月1日現在)。
当院も同指定を受けており、専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行っています。
福山・府中二次医療圏では当院が指定を受けています。

広島県下のがん診療連携拠点病院(平成27年4月1日現在)
病院名所在地
広島市立広島市民病院広島市中区基町7‐33
県立広島病院広島市南区宇品神田1-5-54
広島市立安佐市民病院広島市安佐北区可部南2-1-1
独立行政法人国立病院機構 呉医療センター呉市青山町3-1
広島県厚生農業協同組合連合会 尾道総合病院尾道市平原1-10-23
福山市民病院福山市蔵王町5-23ー1
市立三次中央病院三次市東酒屋町字敦盛531
独立行政法人国立病院機構 東広島医療センター東広島市西条町寺家513
広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院廿日市市地御前1-3-3

福山市民病院は“日本肝胆膵外科学会高度技能専門医制度修練施設A”です

日本肝胆膵外科学会高度技能専門医制度修練施設とは、高難度肝胆膵外科手術(肝胆膵外科の中でもより難易度の高い手術)を年間30例以上行っている施設で、日本肝胆膵外科学会の定める高度技能指導医あるいは高度技能専門医が1名以上常勤し、十分な教育体制が取られている施設です。
広島県下には9施設あり、うち年間50例以上のA施設(30~49例はB施設)は当院を含めて5施設です。
(当院は2009年の認定当初は年間30例以上50例以下のB施設でしたが、認定後の2009年から2013年の5年間で手術数が増加し、2014年の更新申請で年間平均50例を超え、A施設となりました。)

広島県下修練施設(平成27年1月現在)

  • 広島市立広島市民病院(施設A)
  • 広島赤十字・原爆病院(施設A)
  • 広島大学病院(施設A)
  • 県立広島病院(施設A)
  • 福山市民病院(施設A)
  • 独立行政法人 国立病院機構 福山医療センター(施設B)
  • 広島市立安佐市民病院(施設B)
  • 国立病院機構呉医療センター・中国がんセンター(施設B)
  • 広島県厚生農業協同組合連合会JA広島総合病院(施設B)

日本肝胆膵外科学会ホームページ高度技能専門医・高度技能指導医・名誉指導医・修練施設検索

当院の高難度肝胆膵外科手術件数推移(2009年~2014年)

 当院の高難度肝胆膵外科手術件数推移(2009年~2014年)のグラフ

最新の診断装置と専門医による精密な術前診断・治療計画を行っています

最新の超音波検査装置、320列と64列の2台の高速マルチスライスCT、3.0T(テスラ)と1.5Tの2台のMRI、PET-CT、各種シンチグラム等を駆使し、放射線診断専門医が正確な診断を行っています。

CT2台の写真画像

MRI2台の写真

PET-CTの写真

肝切除においては、個々の患者さんの肝機能を、血液検査等に加えて、肝シンチグラフィーや画像解析ソフトを用いて、正確に術前シュミレーションし、必要十分な手術術式を選択するよう努めています。

胆膵疾患においては、胆膵内視鏡・胆膵超音波内視鏡を胆膵内視鏡の専従医が徹底的に行い、正確な術前診断に努めています。

CTの画像

胆膵超音波内視鏡の画像胆膵超音波内視鏡の画像

他疾患で経過観察中のStageI膵癌をCTで指摘、EUS-FNA(超音波内視鏡下針生検)で7mm大の腫瘤を穿刺し、腺癌の病理組織診断

診断時に切除が困難な患者さんには対しても、様々な工夫をして根治術を模索します

肝切除においては、大きな切除が必要であっても、その手術を行った場合の残肝機能(切除後に残る肝臓の機能)が生命維持に十分でないと評価された場合には、切除予定の肝臓の血管の一部(門脈という肝臓を栄養する血管)を放射線専門医が術前にIVR-CT Angioシステムを用いてIVR(Interventional Radiology:血管内手術)で塞栓することで、切除予定肝を萎縮させ、残存予定肝を代償的に肥大させ、2~3週間後により安全性を高めた手術を行うような対策も行っています。

IVR-CT(欠陥造影CT複合型装置)の写真

胆嚢癌肝門浸潤症例
胆嚢癌肝門浸潤症例

経皮経肝的門脈塞栓術(PTPE)で右門脈塞栓
経皮経肝的門脈塞栓術(PTPE)で右門脈塞栓

あ
PTPE施行3週間後に
肝拡大右葉切除(肝右葉+尾状葉+S4a切除)、肝外胆管切除、胆道再建

術前シュミレーションで切除が困難な転移性肝癌症例に対しては、化学療法を行うことで腫瘍の縮小を図った後に、根治を目指した肝切除を行うこともあります。
「転移性肝癌について」の項をご参照ください)

膵癌においては、血管合併切除・再建切除を伴う膵切除を心臓血管外科の協力のもと積極的に行っていますが、それでも早期の再発リスクの高い患者さん(Borderline resectable膵癌)に対しては、放射線治療専門医や日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医の協力のもとImage Guided Radiotherapy(IGRT)や強度変調放射線治療(IMRT)などの先進的な放射線治療と化学療法を併施した術前放射線化学療法後の切除も行っております。(「膵疾患について」の項をご参照ください)

ガンマカメラ
ガンマカメラ

過去5年間(2009-2014)の手術症例数

肝切除症例(ラジオ波焼灼等は除く)

過去5年間(2009-2014)肝切除症例のグラフ

胆道高難度手術症例

胆道高難度手術症例のグラフ

膵切除手術症例

膵切除手術症例のグラフ

肝胆膵領域の腹腔鏡下手術

肝胆膵領域においても、当院の特徴の一つである低侵襲治療としての腹腔鏡下手術を積極的に導入し、良好な手術成績と術後のQOL(quality of life:生活の質)を追求しています。

腹腔鏡下肝切除

当院は腹腔鏡下肝切除が保険収載され、施設基準が設けられた2010年から施設認定を受け(2013年には施設基準が緩和)、2015年2月現在までに腹腔鏡下肝切除術(腹腔鏡下のラジオ波焼灼等は除く)を89例に施行してきました。

腹腔鏡下肝切除手術例の件数推移のグラフ

これまでの術後平均在院日数は8日間、平均出血量は60mlです。

腹腔鏡下肝部分切除後腹部の写真と肝切除の写真

腹腔鏡下胆嚢摘出術

胆石症、胆嚢炎、胆嚢ポリープに対しては基本的に腹腔鏡下手術を施行しています。 急性胆嚢炎に対しても、早期社会復帰を目指して、来院直後の緊急腹腔鏡下胆嚢摘出術を第一選択としています。

腹腔鏡下胆嚢摘出術件数の推移グラフ

腹腔鏡下膵切除

 腹腔鏡下膵切除は2013年から保険収載されましたが、2013年の当院での手術件数は7例、2014年は5例です。

腹腔鏡下脾温存膵体尾部切除の写真

担当医

 当院には、日本肝胆膵外科学会の定める高度技能指導医が高倉院長、貞森裕診療部次長の2名。
高度技能専門医が日置科長、門田科長の2名、計4名の肝胆膵外科高度技能医が在籍しています。

外来診療担当表

外来診療担当表
月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
午前高倉門田日置 貞森
午後   日置・門田 

空白の時間帯でも、お問い合わせ頂ければ、科内あるいは肝胆膵内科医師と相談して対応致します。
(月曜日・水曜日・金曜日は手術日で、即時の対応は困難な場合がありますが、お問い合わせください。)

(文責:外科科長 日置勝義)


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