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がんペインクリニック

福山市民病院「がんペインクリニック」のページにようこそ!

福山市民病院麻酔科・がんペインクリニックが担当する「がんペインクリニック」のページを訪問していただき、有難うございます。
ここでは、全国的にも類をみない名称である「がんペインクリニック」について、紹介いたします。

われわれの基本理念

「がんに伴う身体的痛みを有する院内の症例に対して、神経ブロックを中心としたペインクリニックの手法をもって、最新かつ質の高い診療にあたるとともに、研修施設としての役割を担い、専らがん性疼痛に対するペインクリニックに関する教育・研修の場を提供する。」

私たちは、がんの痛みに対して、とくに「ペインクリニック」を武器として、治療にあたる専門医師集団です。
「ペインクリニックを武器とする」とは、おもに治療方法として「神経ブロック」を行う、ということです。ペインクリニックの対象となる病気には、頭痛や腰痛など、がんを原因としない整形外科や神経内科などのものも含まれますし、また痛みの治療方法としては、飲み薬をはじめとする薬物療法やリハビリテーションなど、さまざまな方法があります。がんペインクリニックが行うスタンスは、繰り返しになりますが、がんの痛みを神経ブロックで治療する、ということであります。

麻酔科の医師が診療を担当します

当院がんペインクリニックのスタッフは、全員が麻酔科医師が兼務しています。麻酔科は手術室の麻酔と、集中治療室の運営も行っていますので、診療の円滑化をはかるため、ペインクリニックは「完全予約制」「院内紹介」を原則としています。
外来は、毎週火曜日と木曜日に開設しています。前述のように院内紹介を原則としていますが、地域医療機関の方で当科の診療をご希望の場合は、当院の地域医療連携室にご相談下さい。当院には、がん性疼痛看護認定看護師教育課程修了者など、知識とスキルが豊かなスタッフが勤務しています。がんペインクリニックは各スタッフと緊密に連携をとり、院内におけるがんに伴う身体的痛みの撲滅をめざすとともに、がんの治療に不可欠である緩和ケアを適時適切に提供してまいります。

神経ブロック

神経破壊薬を用いる永久ブロック、および、高周波熱凝固法は、麻酔科・がんペインクリニック外来を受診していただいた後に、放射線科あるいは手術室で行っています。
高周波熱凝固法は、外来で行うか、必要に応じて入院の上で行っています。永久ブロックを行う場合は1泊以上の入院が必要です。入院の場合は紹介元の診療科とともに麻酔科・がんペインクリニックも担当医として、協働して治療にあたらせていただきます。

教育・研修

当院の麻酔科に所属する若手の医師で、麻酔科専門医取得を予定している場合には、専門医試験対策も兼ねてとくに積極的に診療に参加いただいています。また、ペインクリニック専門医取得を希望する医師には、「日本ペインクリニック学会ペインクリニック専門医臨床研修指導マニュアル」に準拠した研修を提供しております。
麻酔科・がんペインクリニックは、学会活動等を通して最新かつ質の高い診療レベルを保つべく努める義務を負うものとして、疼痛診療に対する啓発・啓蒙活動を、院内外において積極的に行うとともに、がん診療における関連領域(腫瘍学、緩和医療学、東洋医学、補完・代替医療等)の研鑽にも努めています。

がんペインクリニックに興味をもたれた若い医師へのメッセージ

神経ブロックは、痛みを緩和する治療手段として、非常に強力であり、患者さんが受ける恩恵は時に絶大です。そのためには、まず安全にブロックを行うことが求められます。
この要件を満たすべく、当院の麻酔科・がんペインクリニックのチーム医療に参加する医師には以下のことを求めます。
まず基本素養として、手術室における麻酔を研修していただきます。神経ブロックを安全に行うためには、とくに呼吸および循環の管理が重要です。麻酔科における研修が呼吸循環管理を集中的かつ濃密に行う有効な研修の機会であることは間違いありません。麻酔の基礎をマスターすることから安全を第一としたペインクリニックの研修が始まるとわれわれは捉えています。
そして、急変時にも適切に対応できる能力を最低限身につけていただきます。当院麻酔科・がんペインクリニックの医師は、ACLSを正しく実践できるべきです。日本麻酔科学会麻酔科専門医の取得に際しては、AHA(アメリカ心臓協会)-ACLSの受講が必須であることに鑑みた方針です。急変時の対応に自信がもてると、ペインクリニックにおける治療に際しての自信にもつながり、スキルの向上に大きく寄与するでしょう。


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