大規模雨水処理施設整備事業について

印刷用ページを表示する　掲載日：2025年6月10日更新

　計画的な施設整備や適切な機能確保を図るため、雨水処理を担う大規模な下水道施設の設置または改築事業を集中的に支援するための個別補助事業として「大規模雨水処理施設整備事業」が令和２年度に創設されました。

　この大規模雨水処理施設整備事業により、排水機能を適切に確保し、対象地区の浸水被害の軽減に取り組んでいます。

新浜地区大規模雨水処理施設整備事業

　本市中心部の新浜排水区の排水を担う新浜ポンプ場は供用から60年以上が経過しており施設・設備の老朽化が著しいことから、現在地において全面的な建替えを行うこととしております。

新浜地区大規模雨水処理施設整備事業
計画名称	新浜地区大規模雨水処理施設整備事業
計画期間	2022年度（令和４年度）～2029年度（令和11年度）
主なハード対策事業	新浜ポンプ場改築工事止水板の設置補助
主なソフト対策事業	内水ハザードマップの作成・公表地区防災計画の作成と訓練の実施

　一ツ樋ポンプ場は、1995年4月に一部供用開始しています。その後の都市化の進展等による雨水流入量の増加に対し、ポンプ場を増設することにより、排水機能を増強し、一ツ樋地区の浸水安全性の向上を図ります。

一ツ樋地区大規模雨水処理施設整備事業
計画名称	一ツ樋地区大規模雨水処理施設整備事業
計画期間	2023年度（令和５年度）～2027年度（令和9年度）
主なハード対策事業	一ツ樋ポンプ場増設止水板の設置補助
主なソフト対策事業	内水ハザードマップの作成・公表地区防災計画の作成と訓練の実施

　千田ポンプ場は、1990年3月に一部供用開始しています。その後の都市化の進展等による雨水流入量の増加や頻発する局地的豪雨等に対し、ポンプ場を増設することにより排水機能を増強し、千田地区の浸水安全性の向上を図ります。

千田地区大規模雨水処理施設整備事業
計画名称	千田地区大規模雨水処理施設整備事業
計画期間	2024年度（令和６年度）～2026年度（令和８年度）
主なハード対策事業	千田ポンプ場増設止水板の設置補助
主なソフト対策事業	内水ハザードマップの作成・公表地区防災計画の作成と訓練の実施

　新涯ポンプ場は、1985年に供用開始しています。この事業はポンプ設備の更新及び施設の耐震化を行うことで、雨水排水の機能確保を図ります。

新涯地区大規模雨水処理施設整備事業
計画名称	新涯地区大規模雨水処理施設整備事業
計画期間	2024年度（令和６年度）～2027年度（令和９年度）
主なハード対策事業	新涯ポンプ場耐震化・設備更新止水板の設置補助
主なソフト対策事業	内水ハザードマップの作成・公表地区防災計画の作成と訓練の実施

　森脇地区は、一級河川芦田川の左岸に位置し、周辺を支川に囲まれた地域であるため、放流先である芦田川水系吉野川の水位上昇により内水排除が困難になります。この事業により、新たに排水機能を確保し、森脇地区の浸水被害軽減を図ります。

森脇地区大規模雨水処理施設整備事業
計画名称	森脇地区大規模雨水処理施設整備事業
計画期間	2025年度（令和７年度）～2029年度（令和11年度）
主なハード対策事業	森脇ポンプ場新設止水板の設置補助
主なソフト対策事業	内水ハザードマップの作成・公表地区防災計画の作成と訓練の実施