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広報「ふくやま」2019年1月号

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印刷用ページを表示する 掲載日:2019年1月3日更新

福山藩初代藩主水野勝成の足跡をたどる

現在の福山城。天守は昭和時代の再建で、2018年8月に県内初の景観重要建造物に指定された

水野勝成像(賢忠寺蔵)
水野勝成ってどんな人?
生没1564〜1651(永禄7〜慶安4)年。三河国(愛知県)刈谷の領主・水野忠重の長男で、徳川家康のいとこ。織田家、豊臣家、徳川家に仕える。小牧・長久手の戦い、大坂の陣などで数々の武功を挙げ、「鬼日向」とも呼ばれた。

戦国時代から江戸時代までにかけて勇将として名をはせ、その後は福山の礎を築いた名君として知られる福山藩初代藩主・水野勝成。その足跡と功績を振り返るとともに、入封400年を迎える2019年の記念イベントを紹介します。

問い合わせ
文化振興課 928-1117

福山藩入封前は…

 父・忠重の家督を継ぎ、三河国刈谷3万石の当主となった勝成は、大坂の陣で武功を挙げ、大和郡山6万石に転封。その後、西国鎮護の役目をもって1619(元和5)年に福山10万石を与えられた。

福山藩10万石に出世!
入封(にゅうほう)とは?
土地を与えられ、その領地に入ること。転封とは領地を替えること。

1619年

鞆に入港 領内を巡見

鞆に到着!

 海路から鞆に上陸。一時期この地で浪人時代を過ごしたといわれる勝成は、備後国の地理に詳しく、各地を巡見した。当時は神辺が中心地だったが、瀬戸内海に近い現在の福山市中心部に新たな城を築くことを決めた。

城の候補地を探して神辺・新市・箕島などを視察

1620年〜1622年

福山城築城着手〜完成

 新規築城が禁止されていた中、西国鎮護の役目から例外的に認められ、築城に着手。自ら日夜督励し、5重の天守や20基を超える櫓(やぐら)、長大な多聞櫓をもつ巨城を短期間で完成させ、城下町の整備にも取り組んだ。

陣頭で職人たちを鼓舞。短期間で普請を終える
皆で城を建てようぞ〜

1623年〜

晩年まで藩政に尽力

 地元の領主や武士を積極的に登用し、城下町の整備や産業育成、全国初ともいわれる藩札の発行、神社・寺院の再建などに力を注いだ。勝成の政策により、福山藩は大きく発展した。

隠居後も1万石を投資。80歳を超えて京都で禅の修行も
わしは親、皆は子じゃ

福山藩の礎を築いた水野勝成の功績

神社・寺院の再建

 備後国一宮の吉備津神社など、備後国内の寺社を復興。旧領の刈谷や大和郡山からも寺社を移転させた。勝成は没後、水野神社(内海町)、聰敏神社(北吉津町)に御祭神として祀られている。

吉備津神社の写真

勝成が社殿を造営した吉備津神社

上水道・治水整備

 城下町建設と同時に、上水道網(福山旧水道)を整備。また、城下町を氾濫から守るため、芦田川の治水・灌漑・利水事業も行った。

旧水道跡の写真

福山八幡宮前の旧水道跡

福山のまちづくり

 町人町として神島三町(上市・中市・下市)を形成。備後国領内から富豪も招いた。また、職人も集団で住まわせ、産業を奨励。1630(寛永7)年には全国初ともいわれる藩札(領内で発行した紙幣)を発行した。

初代藩主水野勝成入封400年イベント

福山城エリア

福山城公園では「(仮称)備後入封400年祭」を行うほか、「福山城あかりまつり」などを予定。

  • 福山とんど祭り(1月)
  • (仮称)備後入封400年祭(9月予定)
  • 福山城あかりまつり(12月〜来年1月)

鞆エリア

1619年8月4日に勝成が鞆へ入港したストーリーや、幕府から拝領した沼名前神社能舞台など、日本遺産の構成文化財を活かしたイベントを実施。

神辺エリア

勝成が鞆に入港後、神辺へ入ったというストーリーを活かし、歴史的町並みや神辺本陣、廉塾といったスポットでイベントを開催。

  • 生誕270年記念菅茶山朗読劇(3月2日(土曜日)神辺文化会館)

沼隈・内海エリア

勝成が網技術を奨励したことや、地元住民が勝成を祀る水野神社を創建したことなどをストーリーにイベントを開催。

  • 福山名所コンサート(11月予定)
  • 県重要文化財「唐樋門」の模型製作(福山工業高等学校協力)

新市エリア

勝成が吉備津神社を再建したことや桜山が築城候補地の一つであったことにちなみ、歴史や伝統文化が体感できるイベントを開催。

  • 城のあるまち講演会(3月24日(日曜日)しんいち市民交流センター)
  • 福山名所コンサート(4月6日(土曜日)吉備津神社)
  • 山城の魅力を紹介する冊子の作成・フィールドワークの実施

Interview

福山の歴史と伝統芸能を知る機会になれば

 2022年の福山城築城400年に向け、福山城ゆかりの史跡を舞台に能の謡曲や舞、さまざまな音楽を披露する「福山名所(などころ)コンサート」。第4回は水野勝成との関わりも深い吉備津神社で行います。このような地で伝統芸能を披露するからこそ、伝えられる歴史の奥深さや魅力があります。能をはじめ、吉備津神社禰宜(ねぎ)による講演や胡弓・三味線の演奏などを通じ、現代を生きる皆さんが少しでも福山の歴史に興味をもつきっかけになればと思います。

喜多流能楽師 大島 衣恵さん

喜多流大島能楽堂
喜多流能楽師
(福山城築城400年記念事業実行委員会委員)大島 衣恵さん

Pick up

福山とんど祭り

福山城の築城完成を祝い、城下の各町が繰り出したという古式とんどを製作。全6基のとんどが中心部の商店街を練り歩く。

とき
1月14日(月曜日)11:00~12:30
場所

東コース:中央公園〜東小学校
旭コース:中央公園〜旭小学校

問い合わせ

福山とんど実行委員会(東公民館内) 925-4264

福山城ゆかりの古式とんどを復刻

町ごとのとんどの意匠にも注目

まだまだあるぞ! 入封400年イベント

  • 歴史観光ツアー
  • 楽天チェックを活用したポイントラリー
  • ナイトタイムエコノミー(夜の音楽イベント)
  • 福山城VR(バーチャルリアリティー)の制作・公開 など
福山城CG1 福山城CG2

現在制作中の福山城CG

福山城築城400年記念市民企画事業を募集します

募集期間
1月31日(木曜日)まで
審査
2月
決定
3月

2022年に迎える福山城築城400年に向け、市民が企画・実施する事業を募集します。

申し込み
問い合わせ
同実行委員会事務局(文化振興課内) 928-1117
対象事業
  • (1)団体自らが企画・実施するもので、記念事業の目的に沿った事業
  • (2)団体の構成員以外の人が広く参加できる事業
  • (3)4月1日(月曜日)~来年3月31日(火曜日)に実施する事業
応募方法
  • 団体概要書
  • 団体の規約・会則など
  • 事業計画書
  • 収支予算書
  • その他会長が必要と認める書類