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第6回・第7回「ふくやまピース・ラボ」を開催しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年11月5日更新

≪2021年度≫

第6回「ふくやまピース・ラボ」 ~『ピースウォーク』に向けて(1)~

日時:2021年(令和3年)10月3日(日曜日) 10時00分~12時00分
場所:福山市人権平和資料館,備後遺族会館
内容:『ピースウォーク』に向けて(1)

『ピースウォーク』に向けて(1)

 第6回「ふくやまピース・ラボ」は,12月12日(日曜日)に開催予定の『ピースウォーク』に向けて準備を進めました。

 今後のスケジュール確認を行った後,『ピースウォーク』の説明原稿作成のため福山城石垣を歩いてめぐりました。

 次回も『ピースウォーク』に向けて準備を進めます。

◆今年も「ピースウォーク」を開催します!

 ふくやまピース・ラボが企画する『ピースウォーク』を今年も開催します。私たちと一緒に福山城公園やその周辺の戦争遺跡を歩いてめぐり,福山空襲などについて理解を深めるとともに,平和の大切さについてわたしたちと一緒に考えてみませんか。

  • と き 12月12日(日曜日) 10時00分~12時00分 (予定)
  • ところ 福山市人権平和資料館,福山城公園やその周辺の戦争遺跡

第7回「ふくやまピース・ラボ」 ~『戦争体験を聴き取る会』への参加~

日時:2021年(令和3年)10月23日(土曜日) 10時00分~12時00分
場所:福山市立福山中・高等学校 視聴覚室
内容:『戦争体験を聴き取る会』
講師:年永 熙一さん

『戦争体験を聴き取る会』への参加

 第7回「ふくやまピース・ラボ」は,福山市立福山中・高等学校で行われた『戦争体験を聴き取る会』に参加しました。

 講師の年永さんは,鹿児島県(知覧の近く)に生まれました。講義では,宇佐海軍航空隊での空襲体験,その後の状況,お兄さんとの思い出についてお話をしていただきました。

年永さん質問の様子

◆≪講義の概要≫

◇宇佐海軍航空隊での空襲体験

・1945年(昭和20年)4月21日午前8時30分に,B29爆撃機がやってきて激しい爆撃をうけた。
・激しい空襲により,年永さんの同期15人が亡くなり,年永さんは九死に一生を得た。

◇その後の状況

・宇佐海軍航空隊の後,宇和島海軍航空隊に戻った。そこで,特攻隊に志願し,倉敷海軍航空隊に移されたが,特攻に出撃することなく終戦を迎え,1945年(昭和20年)8月28日に,倉敷海軍航空隊は解散となった。
・倉敷海軍航空隊の解散の後,約30キロの荷物を持ち,列車で鹿児島まで戻った。

◇兄との思い出

・年永さんのお兄さんは,1937年(昭和12年)に召集令状を受け,鹿児島第45連隊第4中隊に入隊した。
・お兄さんは,従軍中何をしたか,細かく状況を書いた手紙を何通も送ってきており,その手紙には「戦争に来て,良いことは一つもなく,悪いことばかりするようになった。」と書いていた。
・お兄さんは1938年(昭和13年)9月1日に戦死されました。

◇メッセージ

 命が最も大切である。人の命を奪うところが戦場である。今も大人になっても,平和が大切であり,命の大切さを思い,大切にしていってもらいたい。

◆参加者の感想

・聞くだけでなく,ともに話すこともできたので,より深く感じ,考えることができた。
・戦争は遠い過去ではなく,近い過去としてとらえないといけないと思った。
・改めて戦争の悲惨さについて考えた。
・戦争の悲惨さについて学び,「平和」と「命」の大切さについて考えることができた。