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第2回「ふくやまピース・ラボ」開催しました!
≪2023年度≫
第2回の「ふくやまピース・ラボ」は,「ふくやまピース・ナビ」ガイド部と合同で開催しました。
◆講義 「『福山空襲の実相と戦時下のくらし』 ~過ちの歴史を繰り返さないために~ 」
日時:2023年(令和5年)6月4日(日曜日)10時00分から12時00分
場所:備後遺族会館
内容:講義「福山空襲の実相と戦時下のくらし」
講師:北村 剛志さん(福山市人権平和資料館 元副館長)
講義では,福山空襲の実相や戦時体制下のくらし(食糧不足,配給,学徒動員,学童疎開,服装等)について当時の貴重な写真を用いながら説明していただきました。なぜ福山の街が空襲の標的となったのか,どのような爆弾が落とされたのか…。
終わりには,復興へのあゆみや平和への願いについてもお話をしていただきました。
参加したメンバーの感想
・戦争当時,勉強したくて入った学校で勉強もろくにできず,戦争・国のために10代の若者も労働力として入っていたことが,同じ10代として悲しいと思った。
・当時の福山の状況や,なぜ福山が標的になったのか詳しく知ることができた。
・「今のウクライナの状況と当時の状況が似ている」ということが心に残った。
・戦争はおそろしいものと改めて理解した。
・平和な世の中にするために平和の大切さを訴え続けようと思った。
◆ギャラリートーク:「原爆の絵」作品解説
日時:2023年(令和5年)6月4日(日曜日)13時30分から15時00分
場所:福山市人権平和資料館
内容:ギャラリートーク:「原爆の絵」作品解説
講師:元基町高等学校教諭 橋本 一貫さん
制作者OG 大迫 美晴さん
午後は,開催中(6月30日まで)の企画展「『原爆の絵』複製画展」の「原爆の絵」の制作を指導した橋本先生と実際に制作を担当した大迫さんのお二人のギャラリートークに参加しました。
「原爆の絵」の制作に至った経過や証言者から話を聞きながら制作に取り組んだこと,完成までに1年かかったこと等,作品を見ながら解説していただきました。
参加したメンバーの感想
・「原爆の絵」を見て,亡くなった人,逃げる人,亡くなった人に話しかけている様子など,自分の中でも情景が浮かんだ。
・描かれている男の子の何とも言えない表情を見てすごく辛かった。
・「原爆の絵」を通して,原爆は絶対に使用してはならないと強く思った。
・お話を聞いて,より原爆についての関心が深まり,知らない世代に伝えていきたいと思った。