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偉人 ~井伏鱒二(いぶせますじ)~

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月1日更新

井伏鱒二肖像

福山市出身で日本現代文学を代表する作家の井伏鱒二(本名井伏満寿二)は,処女作「幽閉」(後の「山椒魚」)(1929年)から最後の随筆集『たらちね』(1992年)までの60年をこえる作家生活の中で,数多くの名作を世に送りました。

鱒二は加茂町に生まれ,福山中学校(現・福山誠之館高等学校)を卒業後,早稲田大学に入学しますが,中退し,作家を志します。

『ジョン万次郎漂流記』で第6回直木賞,『本日休診』その他により第1回読売文学賞,『漂民宇三郎』その他により日本芸術院賞,『黒い雨』により第19回野間文芸賞,随筆集『早稲田の森』により第23回読売文学賞を受賞,1966年には,文化勲章も受章しています。

井伏文学の根幹には,故郷である福山地方に対する望郷の念があり,初期の作品には,郷土を舞台とする「朽助のゐる谷間」「丹下氏邸」などの名作があります。

晩年には,鞆の浦を舞台とする歴史小説『鞆ノ津茶会記』を著しています。また,鱒二には,「斜陽」や「人間失格」といった作品で有名な太宰治が弟子入りし,以降,交流が続きました。