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弁天島(べんてんじま)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年8月1日更新

弁天島

鞆の浦沖に浮かび,いつも見えるのに渡れない島。仙酔島への渡船に乗ると右側に見える朱塗りのお堂があります。夜にはお堂がライトアップされ,日中とはまた違った幻想的な港町の雰囲気を楽しめます。瀬戸内海国立公園である鞆の浦の中でも,欠かせない景色の1つといえます。

弁天島は,弁天様を祭る祠があることからその名がついたとされていますが,「百貫島」という別名もあります。この百貫島の名前は昔から伝わる伝説に由来します。

鎌倉時代,近江の侍が弁天島近くの海に家宝の太刀を落としてしまいました。侍は,「銭百貫をほうびに出すから太刀を探してくれ」と漁師たちに頼みました。しかし,フカ(サメ)がいると恐れて誰も海に入ろうとしません。「この地に勇気あるものはいないのか」と侍がののしると,若者が海に飛び込みました。太刀は見つかりましたが,若者はフカに足を食い取られて命を落としてしまいます。侍は渡すはずだった銭百貫で若者を弔い,弁天島に11層の石塔婆を建てました。この石塔婆は,年代が判明する石塔の中では県内最古のもので,県の重要文化財になっています。

また弁天島では,毎年5月,瀬戸内に初夏の到来を告げる風物詩「鞆の浦弁天島花火大会」が開催されます。弁天島から打ち上げられる花火は,江戸時代の風情を残す町並みを照らし出し,鞆の浦ならではの情緒を醸し出します。

住所福山市鞆町弁天島
電話番号084-928-1043(観光課)
時間常時
休みなし
料金等なし
アクセスJR福山駅南口から鞆鉄バス鞆線で「鞆の浦」下車 徒歩5分(島には渡れません)