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福山琴(ふくやまごと)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月3日更新
福山の琴

福山は日本一の琴の生産地で,全国の生産量の約7割を占めています。歴史は古く,水野勝成が福山藩主だった時代に始まります。
歴代の藩主が奨励したことから城下町では歌謡,音曲が盛んに行われたといいます。
幕末から明治にかけて優れた琴の演奏者も誕生。
正月の定番メロディ「春の海」は筝曲家・宮城道雄が鞆の浦をイメージしてつくったといわれています。
最高級の桐材を使う福山琴は,桐材の乾燥までに1年,その後の製造工程は今もほとんどが手作業です。
甲の木目の美しさ,装飾の華麗さなど手づくりの良さが随所にあふれ,音色も美しく,長年の使用に耐える優秀な琴として有名です。
熟練の職人によると「一つひとつ木は違う。どういう刳り(穴をあけたりすること)にするのか感覚で行う」とのこと。熟練の技が美しい音色の琴を仕上げています。