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福山城跡 神辺二番櫓の新たな遺構が発見されました

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年2月27日更新

福山城跡では2024年(令和6年)1月から2月にかけて発掘調査が行われ、
神辺二番櫓の櫓台北西部分で基底部が残っていることが確認されました。​

神辺二番櫓は水野勝成が福山城を築いた際に,神辺城から移築したと伝えられています。
福山城の西の守りを担い,西坂口門から侵入する敵を北側から攻撃する戦略上重要な位置に設けられていました。
しかし,1873年(明治6年)の廃城後に民間に払い下げられ土台の一部を残して失われ,
今では正確な位置はわからなくなっていました。

今回の調査は2021年(令和3年)の調査に続くもので,
前回確認された西面石垣に続く北西角部と北面の石垣のラインを確認したことにより,
神辺二番櫓の位置と規模が明らかになりました。
また,東側に向かって立ち上がる地山を階段状に削り,
石垣を設置している様子も確認されています。

福山城写真 神辺二番櫓跡 調査地(南西から)

調査位置 神辺二番櫓

 

♦♦ 発掘現場のバーチャルツアーはこちらから↓ ♦♦
https://spacely.co.jp/CITY_FUKUYAMA_BUNKAZAI_01/Fn7ZbB1urN

 

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調査現場写真 今回出土した神辺二番櫓北側石垣(北西より)

石垣基底部写真​石垣基底部(破線は推定)

2021確認の櫓基底部写真​ 2021年度調査で確認された櫓台の基底部