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鞆公園(ともこうえん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

国指定名勝 大正14年(1925年)10月8日指定

 沼隈半島の南東,鞆から阿伏兎岬に至る鞆断層崖東側には,仙酔島をはじめ,つつじ島・皇后島・弁天島・玉津島・津軽島などの大小の島々が散在している。この地は,瀬戸内海の中でもとりわけ美しく,江戸時代,鞆に寄泊した朝鮮通信使・李邦彦をして「日東第一形勝」と賞賛させている。島々はアカマツとウバメガシに覆われ,海食崖には海食洞・仙酔層と岩脈(いずれも県天記)が見られ,これを探索する遊歩道も付けられている。
 沼隈半島の南端は,けわしい海食崖となり,阿伏兎岬(沼隈郡沼隈町)の奇勝を生み,岬の突端の磐台寺観音堂(重文)は,海上交通の人々の信仰をあつめている。

所 在 地鞆町後地仙酔島,皇后島,玉津島,百貫島,つつじ島,津軽島,沼隈町大字能登原,阿伏兎

鞆公園医王寺からの眺め