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山野民俗資料(やまのみんぞくしりょう)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

市指定有形民俗文化財 昭和54年(1979年)10月26日指定  

 山野町は吉備高原の縁部にあり,浸食作用によって形成された山間の小盆地である。
 人々はここを流れる小田川沿いのわずかな平地を耕作し,米麦生産を中心に副業として養蚕,山樵を営み,きびしい自然環境の中で営々と生活してきた。こうした庶民の生活を物語る貴重な資料が保存されている。特に山樵・養蚕・川漁・運搬等の用具は地域的特色を示すもので,これらは当時の庶民生活の基盤的な生産・生活・文化を象徴する好資料である。これらのうち衣・食・住関係305点,生産・生業関係211点,その他48点が市の指定を受けている。
 なお,これらの資料を収蔵する建物は,明治25年(1892年)に旧山野村役場として建設されたもので,明治期の役場跡として価値あるものである。

所 在 地山野町 山野民俗資料館
員    数564点 

山野民俗資料収蔵庫