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釜屋1号古墳(かまやいちごうこふん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

市指定史跡 昭和38年(1963年)4月5日指定 

 芦田川河口東側,標高約58mの茶山に所在する古墳群の一つである。茶山には十数基の古墳の存在を伝えるが,ほとんど破壊されており,この古墳も石材採取のため奥壁,側石の一部,天井石1枚を残すのみとなっている。
 墳丘は,封土流出のため墳形・規模ともに不明である。内部主体は花崗岩を使用した南西に開口する横穴式石室で,規模は現状で奥壁部幅2.3m,奥行4.05mを測る。
 出土遺物に単鳳環頭柄頭(市重文)がある。その他鉄刀,須恵器の出土を伝えるが,散逸している。
 出土遺物などから,この地の盟主的人物を葬った後期古墳と考えられる。
※平成22年(2010年)公簿(公図)の地名に統一するため「釜谷1号古墳」から「釜屋1号古墳」に名称変更された。

所 在 地箕島町釜屋
構造・年代古墳時代後期

釜屋1号古墳