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信岡家住宅主屋(のぶおかけじゅうたくおもや) ほか7件

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月1日更新

登録有形文化財 平成20年(2008年)4月18日登録

 信岡家は当地における西本願寺門徒の代表であり,西本願寺に納入する備後表の畳講の元締で,庄屋を務めた旧家である。文化元年(1804年)に貧民救済のために設立された福山藩の義倉の設立メンバーであり,また幕末まで勘定方なども務めていた。そうした事績により福山藩主の御成もあった屋敷地である。敷地は東西約70mにも及ぶ。
 当家の備忘録である『繰出記録』には,文政8年(1825年)にあった主屋の火災や,建物の建替えなどについても書かれており,当時の様子を知ることができる。
 主屋,東の蔵,西の蔵,炭小屋,茶室及び腰掛,井戸屋形,中門及び塀,長屋門の8件が登録文化財として登録されている。

所 在 地新市町戸手
員    数8棟 
構造・年代主屋:段違切妻造,桟瓦葺,一部2階。文政9年(1826)
東の蔵:切妻造本瓦葺,2階建。文政9年(1826)
西の蔵:切妻造本瓦葺,2階建。文化5年(1808)
炭小屋:切妻造桟瓦葺。19世紀中頃
茶室及び腰掛:入母屋造茅葺。昭和初期
井戸屋形:寄棟造桟瓦葺。慶応4年(1868)
中門及び塀:切妻造桟瓦葺,1間腕木門。江戸時代[天保4年(1833)?]
長屋門:入母屋造本瓦葺,2階建。19世紀後半

信岡家住宅