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吉備津神社神楽殿(きびつじんじゃかぐらでん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定重要文化財 平成9年(1997年)5月19日指定

 この神楽殿は,本殿とともに慶安元年(1648年)に福山藩主水野勝成によって建て替えられたものであり,吉備津神社の中心的な建物の一棟である。
 本殿の前方に拝殿・神楽殿・随神門などを一直線に建て並べる様式は「一遍上人絵伝」などから鎌倉時代後期には成立していたことが明らかであり,描かれている建物も現在の形式と同じで,慶安の再建時にも以前の建物を忠実に復元しているものと考えられる。建立当初は桧皮葺であった屋根を銅板で包んだこと以外は再建時のままであり,建築史上でも貴重な建物である。   

所 在 地新市町 吉備津神社
員    数1棟
構造・年代建立当初は桧皮葺 慶安元年(1648年) 
規模・法量桁行二間 梁間一間

吉備津神社_神楽殿