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平形銅剣(ひらがたどうけん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年7月4日更新

県指定重要文化財 昭和32年(1957年)9月30日指定

 この銅剣は、日枝之神社の神宝として伝世したもので、宮司新良貴家の系図に書かれた記録によると、神社の東方100m余のところにある石兜の窟から出土したとされている。石兜の窟は巨大な立石であり、古代の祭祀遺跡と関係するものと考えられる。なお、この銅剣は、福山市熊野町熊野神社境内から出土した銅剣と同范の可能性があることが指摘されていたが、近年の研究でこの2口は異なる范で鋳造されたものと考えられている。

※同范(どうはん)…同じ鋳型を使って、複数の製品を鋳造すること。

所 在 地 沼隈町 日枝之神社
員    数 一口
構造・年代 弥生時代後期
規模・法量 全長45.5センチ、鋒部最大幅5.0センチ
突起部最大幅9.7センチ、身部最狭幅4.5センチ
身の厚み2.0ミリ、茎部長1.4センチ

沼隈町銅剣