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福山城筋鉄御門(ふくやまじょうすじがねごもん)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年9月4日更新

国指定重要文化財 昭和8年(1933年)1月23日指定

 福山城本丸の正門で西向きに建っている。元和8年(1622年)伏見櫓と共に伏見城から移築したものといわれている。
 下層の各柱には根巻き金具を付け四隅に筋金具を打ち,鏡柱の見付けと見込みに大小の乳金具を打ち付けている。門扉は内開き二枚建てで12条の筋鉄を鋲打ちし,乳金具を飾っている。
 上層は正面左端に出入口を設け,正面中央・右端と南側にそれぞれ格子窓を設け,内部床は拭【ぬぐい】板敷き,小屋梁天井となっている。
 外部は柱・土台・長押の木地型を出し,たるき・屋根妻・破風板・懸魚にいたるまですべて白亜塗りとしている。

所 在 地 丸之内一丁目 福山城
員    数 1棟
構造・年代 入母屋造,本瓦葺,脇戸付櫓門
元和8年(1622年)伏見城から移築
規模・法量 桁行10間,梁間3間

福山城筋鉄御門