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蔵王(ざおう)のはねおどり

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新

県指定無形民俗文化財 平成20年(2008年)2月28日指定

 福山市内の広い範囲で伝えられている「はねおどり」の一種です。かつては雨乞いなどでも踊られていましたが現在は蔵王八幡神社の秋祭りやその前夜祭で踊られています。「道行」「宮巡り」「せぐり」「打ち込み」の4種類の曲調があり,鉦・諫鼓・大胴の3種類の打楽器を用いて演奏します。「せぐり」「打ち込み」では,踊り手は円陣を組み,楽器を奏でながら,名前の由来となった「はね」あがるような所作をまじえて踊り,「打ち込み」では中唄も唄われます。
古記録によると,江戸時代後期(19世紀前半)には現在の蔵王町周辺で踊られていたことが明らかであり,隊形や所作も江戸時代後期の形態をよく留めています。 

所 在 地蔵王町
構造・年代江戸時代後期(19世紀前半)~ 

蔵王のはね踊り