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木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月31日更新
市指定重要文化財 昭和58年(1983年)6月6日指定
螺髪は切り込み式で肉髻は低く,螺髪の顔面の生えぎわが少し額に垂れている。全体に金泥を塗り金色の仏体となっているが剥落もあって下塗りの黒漆がのぞいている。顔面は褐色に彩色されている。
衣文は写実的であるが,やや生硬【せいこう】な感がする。台座は装飾蓮座(高さ33cm)で踏分けになっているのは時代の特色をうかがわせる。室町時代中期をやや降る作。
所 在 地 | 水呑町 妙蓮寺 | |
員 数 | 1躯 | |
構造・年代 | 寄木造 | |
室町時代中期をやや降る作 | ||
規模・法量 | 像高79センチ |