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足利義昭胴肩衣(あしかがよしあきどうかたぎぬ)  附肩衣之由来書

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月6日更新

市指定重要文化財 昭和39年(1964年)3月31日指定

 天正4年(1576年)織田信長と不和になった将軍足利義昭は,毛利氏を頼って鞆に来往し幕府の再興を志した。この時熊野一乗山城主渡辺四郎左衛門景は将軍の警固と接待役を務めた。
 この胴肩衣は単衣の麻で,後身頃と前身頃にそれぞれ桐の紋を入れ,義昭の着用したものと伝えられている。渡辺氏がこれを拝領し,彼の菩提寺常国寺へ寄進したと考えられる。同寺蔵の足利義昭御内書・真木島玄蕃守書状(いずれも市重文)と共に義昭備後在住を物語る歴史的な遺品である。

所 在 地熊野町 常国寺
員    数1着
構造・年代安土・桃山時代

足利義昭胴肩衣