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同行避難について
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月17日更新
災害時にはペットと一緒に同行避難
災害時などにペットと一緒に避難することを,同行避難と言います。
避難する時にペットと離れると,二度と会えなくなるかもしれません。
災害時には必ずペットと一緒に行動して下さい。
以下のチェック項目で,同行避難に必要なことが日頃から出来ているかを家族全員で考えてみましょう!
避難する時にペットと離れると,二度と会えなくなるかもしれません。
災害時には必ずペットと一緒に行動して下さい。
以下のチェック項目で,同行避難に必要なことが日頃から出来ているかを家族全員で考えてみましょう!
衛生管理・健康管理を行う
不潔な状態にしていたり予防を怠っていると,寄生虫や病気に感染する危険があります。
動物から人へ伝染する動物由来感染症や,動物間で伝染する病気は少なくありません。
ペットの衛生状態や健康は,普段から飼い主がきちんと管理しましょう。
- ノミ,ダニなど外部寄生虫の駆除
- ブラッシング,シャンプーで抜け毛やフケ対策
- 狂犬病ワクチン,混合ワクチンの接種
迷子札を装着しておく
迷子札や名札を着けておくと,はぐれてしまっても飼い主さんの元に戻りやすくなります。
少なくとも飼い主の名前・電話番号を書き込んでおきましょう。
犬の鑑札と狂犬病予防注射済票は,家に大切にしまわずに装着しておきましょう。
基本的なしつけを身に着けておく
- 「お座り」「伏せ」「待て」の号令に従う事が出来る
- 無駄吠えをしない
- ケージに入って落ち着いていられる
- 人や動物に攻撃的でない,もしくは飼い主が制止できる
- 排泄の場所を管理出来る
ペット用の避難用品を備蓄しておこう!
避難所にはペット用品が無い事を想定して,普段から用意しておきましょう。
病気の治療で薬を使っていたり,療法食を食べているペットは薬が不足したり
食事を変更すると命に関わる場合もあります。
いつも使っている薬や食事はメモをしておき,分かるようにしておきましょう。
病気の治療で薬を使っていたり,療法食を食べているペットは薬が不足したり
食事を変更すると命に関わる場合もあります。
いつも使っている薬や食事はメモをしておき,分かるようにしておきましょう。
継続的に使っている薬
毎日の投薬が必要な治療を行っていたり,調子が悪い時用の頓服薬・発作が起きた時用の非常薬があるペットは要注意!
継続的に使っているフード
病気のための食事療法や,塩分や脂肪などの摂取制限,食事アレルギーの治療をしているペットは要注意!
必要な薬や使っているフードの名前や病名をメモして持ち出せるようにしておくと,緊急時にかかりつけ以外の動物病院にかかる時などにとても役立ちます。
備蓄品
- 薬や療法食
- フードや水(1週間分を目安にする)
- 健康手帳などのメモ(既往歴やワクチンについて記入しておく)
- 食器(洗えない時用の使い捨ても備える)
- 首輪やリード(汚染・破損してしまった場合の予備)
- ペットシーツ,トイレ,トイレ砂(毎日変えないタイプがあればなお良い)
- タオルや毛布など(ペットを包む,寒さ対策,担架の代わりになる)
- 動物の写真(行方不明になった時にチラシを作製するなど)
- 猫は洗濯ネットや座布団カバー(気が立っている猫の保定に非常に有効)
- その他,自分のペットに必要だと思うもの
まずは普段から自分のペットの健康状態は把握しておくことが大切です。
災害時は人の物資から整い始めるので,自分のペット用に普段から非常持ち出し袋を備えておきましょう。