本文
2016年度(平成28年度)ふくやま美術館特別展(予定)
2016年度(平成28年度)ふくやま美術館特別展(予定)
2016年度ふくやま美術館展覧会カレンダー [PDFファイル]
皇妃エリザベートも愛した名陶 ヘレンド展
2016年4月16日(土曜日)~6月19日(日曜日)
《色絵金彩「ヴィクトリア」文ティーセットより菓子皿》1850年頃 ヘレンド磁器美術館蔵
1826年、ハンガリーで誕生したヘレンド陶磁器は、1851年のロンドン万国博覧会でヴィクトリア女王から注文をうけて以来、皇妃エリザベートらヨーロッパの貴族を中心に愛用され始めます。本展は代表作<ヴィクトリア>のティーカップやソーサーなどブダペスト国立工芸美術館の所蔵品を中心に約200点で構成、ヘレンド芸術の世界を紹介します。
福山市市制施行100周年記念協賛
日本化薬株式会社創立100周年記念協賛
原安三郎コレクション 広重
名所江戸百景・六十余州名所図会を中心に
2016年7月16日(土曜日)~9月4日(日曜日)
左:歌川広重《名所江戸百景 亀戸梅屋舗》前期 1857(安政4)年 原安三郎コレクション
右:歌川広重《六十余州名所図会 阿波 鳴門の風波》後期 1855(安政2)年 原安三郎コレクション
財界の重鎮として活躍した日本化薬株式会社元会長、原安三郎(1884-1982)の収集した、浮世絵コレクション展。歌川広重(1797-1858)の代表作である《六十余州名所図会》および《名所江戸百景》の初公開の初摺作品を中心に、葛飾北斎《冨嶽三十六景》、歌川国芳《東都名所》など、前後期あわせて230点余によりご堪能いただくものです。
福山市市制施行100周年記念事業
ミケランジェロ展 万能の天才の秘密
2016年9月18日(日曜日)~11月6日(日曜日)
左:「システィーナ礼拝堂天井画《クマエの巫女》のための習作」1509-10年 トリノ王立図書館蔵 (C)Torino, Biblioteca Reale
右:「背を向けてひざまずく男性裸体像習作」 1540年頃 カーサ・ブオナローティ蔵(C)Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
イタリア最大の巨匠ミケランジェロ・ブオナローティ(1475-1564年)。偉大な彫刻家であり、システィーナ礼拝堂を彩る画家、サン・ピエトロ大聖堂の設計に携わる建築家でもあった彼は、まさにルネサンスが生んだ万能人でした。本展では、日本初公開作品を含めその自筆デッサンを過去最大規模で出展。“神のごとき”天才の制作の秘密に迫ります。
阿部家ゆかりの日本刀 -小松コレクションと五箇伝の名刀-
2016年11月12日(土曜日)~12月18日(日曜日)
国宝《太刀 銘国行》 鎌倉時代(13世紀) 公益財団法人日本美術刀剣保存協会蔵
旧福山藩主阿部家ゆかりの《太刀 銘定利》(東京国立博物館蔵)と《太刀 銘国行》(公益財団法人日本美術刀剣保存協会蔵)の国宝2口が、同家を離れて以来初めて福山に里帰りします。あわせて、古来多くの刀鍛冶を輩出し、特色ある作風を展開した山城・大和・備前・相州・美濃のいわゆる五箇伝の名刀を、国宝・重要文化財を中心にご紹介します。
驚きの写実絵画 ホキ美術館名品展
2017年1月21日(土曜日)~3月12日(日曜日)
野田弘志《摩周湖・夏天》1999年 ホキ美術館蔵
ホキ美術館は、日本で初めての写実絵画専門館として2010年、千葉市に開館し、近年の美術界における写実ブームの火付け役ともなりました。本展では、野田弘志・森本草介といった第一人者から若手作家まで、人物画・静物画・風景画各ジャンルの写実絵画の名品を、ホキ美術館コレクションにより展観。中国地方初の巡回です。