ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

【鞆】校歌決定!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月8日更新

鞆の浦学園開校準備委員会で一般公募した「鞆の浦学園」の校歌について,次のとおり採用作品を選考し,決定しました。
全国各地からたくさんの皆さまに御応募をいただき,ありがとうございました。

校歌

 鞆の浦学園校歌

【作詞】小野寺 満(おのでら みつる)さん (岩手県奥州市在住)

プロフィール

 元奥州市役所職員で,現在は,書道教室講師,毛筆筆耕士をしています。詩をはじめ,イラスト,デザイン,写真,標語,川柳等幅広く文化活動を行っています。
 これまでに,奥州市立前沢小学校,同市立胆沢中学校(作曲はさとう宗幸)の校歌などに,歌詞が採用されています。

歌詞に込められた思い

 一番は,未来・夢・希望など新しい学園にふさわしい構成にしました。二番は,歴史・文化を讃えつつ楽しい学園の様子を謳いました。三番は,平和・理想という人としてのありようを考えることができる歌詞を紡ぎました。
 全体として鞆地区の自然,歴史,文化を感じ取ることができることをテーマにしながら,校章のデザインに使われているナデシコを取り入れるなど,地域や学園に根ざし長く歌い継がれる校歌としての作詞を心掛けました。
 また,鞆小・中両校の一番の歌詞から「朝」「輝く」「波」を引用して,伝統を受け継ぐ七五調の定型詩にまとめました。

【作曲】前田 憲男(まえだ のりお)さん (東京在住/ピアニスト,作曲家,指揮者等)

   鞆の浦学園校歌作曲者 前田憲男さん

プロフィール

 ピアニストとしての活躍をはじめ,作曲家としての卓越した才能と高度な音楽理論に裏打ちされた作品は,日本が世界に誇る最高峰のミュージシャンとして,多くの一流アーティストからも厚い信望と高い評価を得,長きにわたり日本の音楽界をけん引し続けています。
 音楽活動のジャンルはジャズからクラシックまで多岐にわたり,「NHKの音楽番組」「テレビ朝日・題名のない音楽会」「フジテレビ・ミュージックフェア」他数々のテレビ番組の音楽監督や,東京のオーチャードホールの総合プロデューサーとして,東京フィルハーモニー交響楽団と独自のシンフォニック・ポップスコンサートを展開し,また,全国主要都市のオーケストラに客演指揮者として招へいされるなど,常に第一線で活躍しています。

 受賞歴:「文化庁長官表彰」をはじめ,東京音楽祭「最優秀編曲賞」・日本レコード大賞「最優秀編曲賞」「功労賞」・ジャズ界の最高位に価する「南里文雄賞」他多数

曲に込められた思い

 歴史情緒をたたえる鞆の町並みや,仙酔島が浮かぶ朝日輝く瀬戸内の優美さに包まれた子どもたちが,未来に向かって夢と希望をもち,新しい学校で,友とともに楽しく学び歩んでいってほしいという願いを込めて,伸びやかで躍動感のある曲にしました。

 

経過

  1. 2017年(平成29年)11月から12月までの間一般公募し,鞆の浦学園開校準備委員会において,応募のあった50作品の中から歌詞を選考し,専門家に作曲を依頼
  2. 2018年(平成30年)7月24日に開催した教育委員会会議において,校歌を決定

   鞆の浦学園校歌経過

  鞆の浦学園開校準備委員会の様子