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駅家北小学校 ホタル学習 ~ゲストティーチャーを迎え,ホタルについて学びました~

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年6月17日更新

 月9日(火曜日),駅家北小学校で,地域の方をゲストティーチャーとして迎え,3年生72人がホタル学習を行いました。
 ホタル学習は,旧服部小学校の特色ある教育活動を継承したものです。子どもたちは,再編前から交流事業で一緒に学習してきました。
 今後は,秋に幼虫の放流,冬に川の清掃活動に取り組み,地域への愛着と環境保全についての学びを深めていきます。

日時・場所

2020年(令和2年)6月9日(火曜日)1校時(8時45分~9時30分)

福山市立駅家北小学校  「ほたる~む」(多目的教室)

講師

 服部の自然を守る会  江種 𠮷夫 会長

内容

1 校長あいさつ (松葉 信男)

 今日はホタルの学習のほかに,もうひとつよく考えてほしいことがあります。講師の江種さんの会の名前にもある「自然を守る」ということ,「どうやったら自然を守れるのだろうか」とか「みんなが住みよい環境にするにはどうしたらいいのだろうか」というところまで考えを広めていくことができたら先生もうれしいです。短い時間ですが,一生懸命話を聞いたり,映像を見たりして,わからないことがあれば,後でいっぱい質問してくれたらいいと思います。頑張りましょう。

松葉校長 あいさつの様子 静かに話を聞く児童たちの様子

2 講師講話

服部の自然を守る会 江種 𠮷夫 会長

はじめのあいさつ

 みなさん,おはようございます。担任の先生から駅家北小学校の3年生はすごく元気がいいですと聞いていましたが,挨拶を聞いただけで「みんな元気なんじゃな,コロナウイルスに負けてないな」ということが伝わってきました。

 これから環境学習,ホタルについての学習をします。ホタルがいっぱい飛んでいるところはまず,空気が良くて,水がきれい。そういった自然の条件がそろった非常に環境が良いところにホタルがたくさんいます。ですから,ホタルの勉強をすることは,環境の勉強をするということにもつながっていると思います。今日はよろしくお願いします。

江種会長 あいさつの様子 講師の目を見て話を聞く児童たち

講話

〇服部の自然を守る会の活動について

・「服部地域を昔のようにホタルがいっぱい飛ぶ地域にしよう」という呼びかけで発足し,30年間,地域の自然を守ってきた会の活動を説明。
・服部がホタルの飛ぶ地域だということを知ってもらいたいと作成したイメージキャラクター「服部ピッカリちゃん」の紹介。

スライドや資料を活用して分かりやすく説明する講師 講師の問いかけに挙手で反応する児童 服部ピッカリちゃん

〇ホタルの成長について

・ホタルの卵は大きさが1mm程度で,1匹のメスホタルが500~800個の卵を産む。
・ホタルの幼虫は水の中で10か月間,6回の脱皮をしながら大きくなった後,土の中で蛹となり,40日後,成虫として地上に出てくる。成虫となったホタルは1~2週間程度で死んでしまう。 など

ホタルの産む卵の数の多さ,ホタルの一生の短さに驚く児童たちの様子 メモを取りながら話を聞く様子

〇ビデオ鑑賞

ゲンジボタルの一生やホタルの住める環境を残そうとする人々の活動について紹介するビデオを鑑賞。

ビデオ鑑賞の様子 近くの友達と感想を言い合う場面

3 質問タイム

〇ホタルの足は何本ですか? 
→ 6本です。

〇ホタルの種類は何種類ですか?
→ 日本には40種類,世界には2000種類もいると言われています。福山市には,ゲンジボタル,ヘイケボタル,ヒメボタルの3種類が生息しています。

〇どうしてたくさんの卵を産めるんですか?
→ メスホタルのほうがオスホタルより一回り大きい。産卵も1回ではなく,2回3回に分けて行っています。

〇ホタルは人間のように年齢はあるんですか?
→ だいたい飛んでいるホタルは1~2週間で死んでしまう。卵から生まれて,概ね1年が寿命となります。

〇ホタルの種類によって,光り方が違いますか?
→ 西日本と東日本に生息するホタルとで光る間隔が異なります(西日本は2秒間隔,東日本は4秒間隔)。ホタルの種類によっても光る間隔や光り方が違います。

〇メスのホタルは日本にどのくらいいますか?
→ 何匹とはっきりは言えないが,オスとメス大体半分ずつぐらいいると思います。

〇ホタルの種類によって光の色は違いますか?
→ 日本のホタルの光の色は全部黄色だと思います。ただ,海外には紫色に光る種類のホタルがいます。

次々と質問する児童たち 次々と質問する児童たち

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