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遺芳丘小学校 東村DAY ~田植え体験・地域探検を行いました~
6月9日(火曜日),遺芳丘小学校の3年生74人が,東村地域の方々の指導のもと,地域学習を行いました。
田植え体験は,旧東村小学校の特色ある教育活動を継承したものです。子どもたちは,再編前から交流事業で一緒に学習してきました。秋は稲刈り体験をし,地域の方との農業体験を通して,地域への愛着と自分たちが日常食べているお米への関心を深めます。
日時・場所
2020年(令和2年)6月9日(火曜日)1~5校時(8時50分~14時20分)
旧東村小学校と学校前の田んぼ,東村町民俗資料館かかしの里,東村地域
内容
1 開会式
○児童代表 あいさつ
今日は私たちのために時間をつくってくださり,ありがとうございます。私たちは東村に来るのを楽しみにしていました。特に私たちは,田植えをするのを楽しみにしていました。今日は一日よろしくお願いします。
○東村町まちづくり推進委員会 伊藤委員長 あいさつ
東村弁ではないですが,「ようきんさったのう」。今日は天気のいい気候です。しっかり水分をとってもらいたいと思います。また,本日お集まりの東村町民の皆さま,また各自治会長の皆さま,早朝からの田植えの準備ありがとうございます。田植えのお手伝いをしていただいたり,昼からは地域の探索で,4班に分かれて町内を歩きますが,その説明等もよろしくお願いします。今日の田植えは坂本さんの田んぼでお世話になります。
広島県では5月14日に緊急事態宣言が解除されましたが,まだまだ新型コロナウイルスの感染への警戒は怠れないところです。こうした状況の中,先生方と協議し,ぜひとも子どもたちのためにということで,今日の田植えの実施に至りました。農業体験を通じて,地域への愛着心を育み,自分たちが日常食べているお米への関心を深める,ということを目的に,田植えをします。最後までよろしくお願いします。
○坂本さん(体験のため田を提供してくださった方)
田植えの説明をさせていただきます。6月は分けつ,3,4本苗を植えると上にずんずん増えていきます。7月になると約20本になる予定です。8月の初めに赤ちゃんが稲の中にできます。中旬は穂がらみといって,根元から節の2番目の上の方に稲の茎が膨らみます。そして下旬に,これがねほっきになり,そのねほっきには実に花がついて咲きます。9月になってお米ができ,10月の上旬,登熟期になって,稲刈りとなります。
田植え綱はゆるまないように水平にピンと張ってください。苗は3本ありますが,親指,人差し指,中指で根元を持って,人差し指の第2関節くらいの深さで,茎を折らないように地面に差し込んでいきます。後ずさりをしながら植えていくので,倒れないように気をつけてください。
〇校長あいさつ (橋本 秀基)
遺芳丘小学校としては今日が初めての田植えになります。これまで東村小学校でずっと続けて来られたこういった活動を,大切に引き継いでいきたいと思っております。コロナの感染が心配な状況の中でお願いするのは,非常に心苦しいところもあったのですが,御協力いただきありがとうございます。子どもたちは休業明けのため,準備が不十分で,御迷惑おかけするところもあるかと思いますが,今日はよろしくお願いします。
2 午前の活動
【 田植え体験 】
【 民俗資料館見学 】
【 昆虫見つけ 】
【 図工の材料探し 】
3 閉会式
○児童代表あいさつ
今日は田植えの体験を,ありがとうございます。僕はこけたけどよかったです。かかし資料館も楽しかったです。今日は本当にありがとうございました。
―(児童全員)ありがとうございました!
○伊藤委員長あいさつ
皆さんお疲れ様でした。田植えの感想を聞きたいのですが,どうでしたか。
―(児童)楽しかった。難しかった。
初めて体験したという人もいました。帰ったらしっかりとお風呂に入って汚れを落としてください。今日は大変御苦労様でした。
○校長あいさつ
ほとんどの人が初めての田植え体験だったのではないかと思うのですが,「楽しかった。難しかった。」という声が聞こえました。10月にはまた稲刈りに来させていただきます。秋をまた楽しみにしておいてください。
地域の皆さん,本当にありがとうございました。コロナウイルス感染症の影響で,今年はできないかなと思っていました。密集しないよう4班に分け,4回指導をしていただくという,手間のかかることをお願いしたにもかかわらず,快く引き受けてくださいました。本当によい経験になったと思います。今日をきっかけとして,秋に向けてしっかり子どもたちも勉強していきたいと思いますので,引き続きよろしくお願いします。
4 昼食
5 午後の活動 (東村地域探検)
6 旧東村小学校 出発