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決議・意見書の審議結果(2010年3月定例会分)

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月25日更新

意見書の審議結果

3月定例会において,議員提案による次の意見書を可決しました。
「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での
採択に向けた取り組みを求める意見書

 

「ヒロシマ・ナガサキ議定書」のNPT再検討会議での
採択に向けた取り組みを求める意見書

 我が国は,世界で唯一原子爆弾の惨禍を経験し,この悲劇が再び起きることがないよう,全世界に対し,一貫して核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を訴え続けてきました。
 昨年4月のオバマ米国大統領の「核兵器のない世界」に向けた演説以降,米国とロシアとの第一次戦略兵器削減条約(STARTI)の後継条約の交渉開始,核不拡散・核軍縮に関する国連安全保障理事会首脳級会合における全会一致での決議の採択,同会合での鳩山総理の核兵器廃絶の先頭に立つとの決意表明,我が国が米国などと共同提案した核軍縮決議案の国連総会での圧倒的多数の賛成を得ての採択など,核兵器廃絶に向けた世界的な流れは加速しています。
 こうした歴史的な流れをさらに確実なものとし,核兵器廃絶を早期に実現するためには,明確な期限を定めて核保有国を初め各国政府が核兵器廃絶に取り組む必要があります。
 このため,本市を含め,2010年3月1日現在,世界の3680都市が加盟する平和市長会議では,2020年までに核兵器を廃絶するための具体的な道筋を示した「ヒロシマ・ナガサキ議定書」が2010年のNPT再検討会議で採択されることを目指しています。
 よって,政府(国)におかれては,「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の趣旨に賛同し,2010年のNPT再検討会議において同議定書を議題として提案していただくとともに,その採択に向け,核保有国を初めとする各国政府に働きかけていただくよう強く要請します。

  上記のとおり,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

2010年(平成22年)3月25日

福山市議会


 

(提出先)

内閣総理大臣

総務大臣

外務大臣

衆議院議長

参議院議長

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