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蚊が媒介する感染症に注意しましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月6日更新
ジカウイルス感染症やデング熱などは,ウイルスを持った蚊に刺されることで感染します。
これらの感染症は海外で多く発生しており,流行地域から帰国した後に国内で発症する症例が報告されています。海外の流行地域に渡航される方は蚊に刺されないよう注意してください。
また国内においても,蚊を増やさない・蚊に刺されないなど,防蚊対策を心がけてください。

ジカウイルス感染症

ジカウイルス感染症は,ブラジルをはじめとする中南米地域を中心に流行しています。
基本的に感染したヒトから他のヒトに直接感染することはありませんが,輸血や性行為によって感染する場合もあります。
感染しても全員が発症するわけではなく,症状が無いか症状が軽いため気づきにくいこともあります。
比較的予後は良好と言われていますが,妊娠している方が感染した場合,胎児に影響が及ぶ可能性があります。妊婦や妊娠の可能性のある方は,流行地域への渡航を可能な限り控えてください。
また,胎児への影響のほかギラン・バレー症候群との関連も示唆されていますので,妊婦以外の方も流行地域へ渡航される際は,蚊に刺されないよう予防対策を行いましょう。

★症状
2~12日(多くは2~7日)の潜伏期間の後,主として軽度の発熱(多くは38.5度以下),頭痛,筋肉痛,関節痛,発疹,結膜炎,疲労感,倦怠感などを呈します。これらの症状は軽く,2~7日程度で回復し,他の蚊媒介感染症であるデング熱やチクングニア熱より軽症と言われています。

★治療
現在のところ有効な抗ウイルス薬はありません。症状に応じた対症療法を行います。通常は比較的症状が軽く,特別な治療を必要としません。

★予防方法
ジカウイルス感染症に対する予防接種はありません。
海外の流行地域に出かける際は,渡航先で蚊に刺されないように注意しましょう。
妊婦と妊娠の可能性のある方は,可能な限り流行地域への渡航を控えてください。
流行地域から帰国された方は,症状の有無にかかわらず,少なくとも帰国日から2週間程度は虫よけ剤の使用など蚊に刺されないための対策を行ってください。また,最低8週間,パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中,性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

デング熱

デング熱は,主にアジア,中南米,アフリカなどの熱帯・亜熱帯地域で流行しており,全世界で年間1億人近くの患者が発生しているといわれています。
これまで日本では,海外の流行地で感染し,帰国後に国内で発症する症例が,毎年200例前後報告されてきましたが,2014年(平成26年)8月,東京都の代々木公園を中心に約70年ぶりに海外渡航歴のない人の感染が確認されました。
感染しても発症する頻度は10%から50%です。発症した場合も,一般に1週間程度で回復するといわれています。

★症状
デングウイルスに感染した蚊に刺されてから2~14日(多くは3~7日)の潜伏期間の後,突然の発熱(38度以上)ではじまり,頭痛,眼の奥の痛み,筋肉痛,関節痛,発疹などが現れます。多くの場合,1週間程度で回復し,予後は比較的良好ですが,ごくまれに重症化してショック症状や出血傾向を示すことがあります。

★治療
現在のところ有効な抗ウイルス薬はありません。症状に応じた対症療法を行います。

★予防方法
デング熱に対する予防接種はありません。
海外の流行地域に出かける際は,渡航先で蚊に刺されないように注意しましょう。

蚊媒介感染症の対策

★蚊に刺されないために
・屋外で作業する時は,長そで,長ズボンを着用し,肌の露出をなるべく避ける。
・虫よけ剤等を適切に使用し,蚊を寄せ付けないようにする。
・室内の蚊の駆除を心がけ,窓を開けるときは網戸を使用する。

★蚊を増やさないために
・蚊の幼虫の発生源となる水たまりを作らないように注意する。(植木鉢の受け皿,空き缶,古タイヤなどにたまった水を放置しない。)
・やぶ,草むらの雑草を定期的に刈り取り,風通しを良くする。

流行地域から帰国後に症状が出現したら

流行地域から帰国後に発熱,頭痛,発疹等の症状がでた場合には,蚊に刺されないように長そでを着用するなどして,かかりつけの医療機関を受診してください。 医療機関では渡航歴を伝えてください。

医療機関のみなさまへ

ジカウイルス感染症などの蚊媒介感染症を疑う患者が受診した際には,国立感染症研究所作成の「蚊媒介感染症の診療ガイドライン(第4版)」及び「ジカウイルス感染症診療Q&A」を参照のうえ,保健所まで情報提供をお願いします。 臨床症状や経過から検査の実施にご協力をお願いすることもありますので,その際には検体(全血(EDTA入り),尿)の採取にご協力ください。

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