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人権平和資料館案内 収蔵品の紹介

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月2日更新

収蔵品紹介コーナー

「松根油冷却装置」

松根油冷却装置

 太平洋戦争中,資源の乏しいわが国は,あらゆる物資の不足をきたしました。中でも石油の枯渇は深刻で,航空燃料の代用油として,松脂(まつやに)や松の根から精製した松根油(松根油)が使われました。
 この冷却装置の製作者である市内在住の陶芸家は,「終戦直後に依頼を受けました。試作にあたり,松の木型で型押しをして作りました。粘土は地元産で,耐熱と焼成の安全を目標とし,粘土を混合したものです。」と語っています。
 3分割して作られ,全体では直径70cm,高さ40cmの大きさで,らせん状に液体の出るような形態となっています。全部で3個作られ,戦争が長引けば次々と制作する見込みで準備されていたようですが,一度も使用せず終戦となりました。

「AN-M47A2炸裂型・膠化(こうか)ガソリン(ナパーム)爆弾」

AN-M47A2炸裂型・膠化ガソリン(ナパーム)爆弾

 ガソリンを主成分として、強烈な火力で迅速に投下地域を焼き尽くすのが特徴で「アメリカ軍はガソリンを撒く」と言われました。
 信管は触発型で、主に先導隊が使用し、炸裂と同時に火炎を発生させ、消火体制を混乱させ,後続機に目標地点を指示する機能を果たしました。
 福山では先導隊10機によって4,035発が、およそ500平方メートルに6発の割合で投下されました。