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福山の生物多様性について学ぼう

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年5月9日更新

生物多様性を知る

 生物多様性とは,生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。地球上の生きものは約40億年という長い歴史の中で,様々な環境に適応して進化し,3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。

 これらの生命はひとつひとつに個性があり,すべてが直接的にあるいは間接的に支えあって生きています。

 その「多様性」も生態系の多様性,種の多様性,遺伝的多様性と様々です。

ハクセンシオマネキ   カヤネズミ   ミドリガメ        

 

みんなで学ぼう,みんなで調べよう

 昔から日本にいた在来種(固有種)も様々な原因で姿を見られなくなっています。カワセミ

絶滅危惧種と呼ばれる日本の野生動植物は約3,700種います。

なぜ絶滅の危機に瀕しているのでしょうか。その理由としては,以下が考えられています。

  1. 人の生活が発展し,開発や乱獲などによりその生息地が減少したこと。 
  2. 人が都市部へ流れることにより里地里山を管理することが難しくなったため,自然の質が低下してしまったこと。
  3. 外来種などの持ち込みによる生態系のかく乱などが引き起こされたこと。
  4. 温暖化等により地球環境が変化していること。

 私たちの生活の変化に伴い,生きものたちも変化を強いられています。すべての生きものたちのいのちを守り,行動することを考える必要があります。

生きものについての報告や相談を随時受付中です

 本市では,希少野生動植物や外来生物の生息状況を把握していくために,みなさまからの報告をお待ちしています。

○近年相談があった生きもの:セアカゴケグモ,ヒアリ,メリケントキンソウ,カミツキガメ,アルゼンチンアリなど

○生物の同定には,専門機関と連携して行っており,問い合わせへの回答にはお時間をいただくことがあります。

○外来生物法に基づく「特定外来生物」であった場合,関係機関と連携して土地所有者等へ防除の要請や普及啓発などの対応をとっていきます。

→「希少野生動植物」については,ここをクリック

→「特定外来生物」については,ここをクリック

 

カミツキガメ