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【第48回】健康づくりNewsletter
ストレスをためないためには?~休養・こころの健康~
<こころと体の関係>
ストレスは気づかないうちに蓄積していくため,原因がわからないまま,体の不調に悩んでいる方が増えています。繰り返される体の不調は,もしかすると,疲れた「こころ」からのサインかもしれません。
<こんなことに心当たりはありませんか?~うつ病発見のためのサイン~>
□ 気分の低下(元気が出ない,不安になる,イライラする,悲しくなる,ボーッとするなど)
□ からだの不調(食欲の低下,寝つきが悪い,めまい,だるい,吐き気など)
□ 気力の衰え(物事への関心がなくなる,集中力・決断力がなくなる,人との関りを避けるなど)
<あなたに合った休養をとりましょう>
1.睡眠環境を整える
安眠できる環境を整え,就寝時刻にこだわりすぎず,毎日決まった時刻に起床しましょう。日の光を浴びることで体内時計をリセットでき,就寝時刻が徐々に安定していきます。
2.趣味の時間を持つ
「今日はこれをしよう」と明確な目標を作り,休日を積極的に楽しみましょう。まずは,興味のあることからチャレンジを。
3.運動を取り入れる
有酸素運動を積極的に取り入れましょう。運動には,こころと体をリラックスさせ,睡眠リズムを整える効果があります。
頑張りすぎず,「ああ,スッキリした」と思えるくらいの軽さを目標に。
4.自分自身の特別休暇を
疲れたこころを癒すためには時間が必要です。疲れているときには,ひとりの時間も大切にしましょう。
<不調を感じたら相談を>
体の異変は「ストレスがたまっているよ」という,サインかもしれません。早めに対応し,適切な治療を受ければ,軽症のうちに回復することができます。
異変を感じたら,早めに医療機関を受診しましょう。