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禁煙外来・禁煙クリニックとは

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

禁煙外来・禁煙クリニックとは

 たばこをやめたい人向けに作られた専門外来のことです。

 カウンセリングや生活指導といった精神面での禁煙サポートや、禁煙補助薬を使用した禁煙治療が行なわれます。

 一定の条件を満たせば、健康保険が適用されます。

禁煙外来・禁煙クリニックのメリット

○比較的楽に禁煙に取り組める

 禁煙補助薬の使用で離脱症状が抑えられるので、比較的無理なく禁煙できる。

○一人で取り組むよりも成功率が高い

 カウンセリングや禁煙補助薬を使うことで禁煙の成功率が数倍上がる。

○健康保険が使える場合、費用がそれほどかからない

 飲み薬を使った治療なら処方期間12週間で費用は約2万円(3割負担の場合)。

禁煙治療を受けることのできる人

 以下の要件をすべて満たした人のみ、12週間に5回の禁煙治療に健康保険が適用されます。

1.ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で5点以上、ニコチン依存症と診断された人

2.35歳以上の場合、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人

3.直ちに禁煙することを希望されている人

4.「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意された人

禁煙治療のスケジュール

 標準的な禁煙治療のスケジュールでは、12週間にわたり合計5回の診察が行われます。

禁煙治療スケジュール

治療内容

 健康保険を使った禁煙治療では、以下のような内容の治療を受けることができます。

1.ニコチン依存度の判定

 保険診療による治療の対象かどうかを確認します。

2.呼気一酸化炭素濃度測定

 たばこの煙に含まれる200種類の有害物質の1つである一酸化炭素を、体内にどれくらい取り込んでいるかを測定します。

3.禁煙補助薬の処方

 ニコチン依存度に合わせて貼り薬や飲み薬を処方します。

4.禁煙に対するアドバイス

 禁煙を楽にできるためのコツ等をお伝えします。

費用

 自己負担が3割の人が健康保険等を使って禁煙治療を受けた場合、12週間で約2万円の自己負担となります。

※たばこを1日1箱吸う人の場合、3か月分のたばこ代は約4万円~5万6,000円となるため、禁煙治療に支払う費用のほうが安くなります。

 

禁煙外来・禁煙クリニック

禁煙治療に保険が使える医療機関一覧(日本禁煙学会ホームページ)

 

医療機関によっては予約制の場合もありますので、必ず受診前に電話等でご確認ください。