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平成26年12月定例市議会 市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年12月2日更新

 本日は,12月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして誠にありがとうございます。
 今回提出いたしております2014年度(平成26年度)補正予算案を始め,関係諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明を申し上げます。
 初めに,市制施行100周年記念事業についてであります。市民提案型イベント「夢・未来100ものがたり」につきましては,多くの団体や事業者の皆様から御提案をいただいているところであります。100周年事業については,今月24日までを受付期間としておりますので,引き続き,積極的な御応募をお待ちいたしております。来月からは,いよいよ,記念事業のプレイベントがスタートいたします。市制施行100周年に向け,子どもから高齢者までが夢や希望の持てるイベントとなるよう取り組んで参ります。
 また,本市の一大スポーツイベントである「ふくやまマラソン」につきましては,市制施行100周年を記念して,新しく景勝地「鞆の浦」をコースに加えて開催する準備を進めているところであります。全国に,本市の魅力を発信する良い機会になるものと考えております。こうした取組を通じて,市民全員参加の下,先人達が築いてきたこれまでの歩み,そして,市民の皆様が育んでこられたローズマインド(思いやり・優しさ・助け合いの心)を次世代に継承し,新たな100年につなげて参りたいと考えております。
 次に,中心市街地の活性化についてであります。今月20・21日の二日間,市制施行100周年に向け,未来への夢あるまちづくりを目指し,「ふくやま・夢・みらい」をテーマに,「ルクシアタふくやま2014」が開催されます。子どもたちが描いた絵やメッセージ付きのキャンドルで形作られる「地上絵アート」,書のまちふくやまを灯りで演出する「灯りの書道アート」など,市民の皆様の未来への思いを込めた多彩な催しが企画されております。また,協賛行事として,市内の大学生が商店街と協力して,サンタでまちなかを盛り上げるイベントなども計画されております。今後とも,こうした市民主体のにぎわいづくりを通じて,中心市街地を訪れる楽しみや期待感へつながるよう取り組んで参ります。
 次に,産学官連携の推進についてであります。現在,地域社会の発展に貢献できる地元企業が求める人材の育成や,地域課題の解決につながる共同研究,企業と大学のマッチングなど,効果的な産学官連携の仕組みづくりに取り組んでいるところであります。来年2月には,その一環として,福山商工会議所と連携する中で,産学官のマッチングなどを目的とした「ビジネス交流フェア」を開催いたします。多くの企業や大学教員が参加され,本市の強みであるものづくりを始め,福祉など幅広い分野で,新たな人脈やビジネスチャンスが生まれ,地域の活性化につながることを期待いたしております。また,今後は,産学官で連携し,調査研究を行う中で,地元企業の人材確保や定住人口の増加に向けた取組も推進して参る考えであります。
 次に,福山市立大学についてであります。これまで,市立大学では,「キャンパスは街,学ぶのは未来」のキャッチフレーズの下,創造力と実践力,幅広い視野を備えた人材育成に取り組んで参りました。こうした取組の成果が花開き,1期生は順調に就職先が決定している状況です。県外出身者が多い中で,市内企業への就職内定者が約3割と高い数値を示しており,地域に活力を与えるものと大変嬉しく思っております。今後とも,グローバル化の進展など時代の変化に的確に対応でき,本市の将来の発展を支えられる人材を育成することで,市立大学がこの地にあって良かったと思っていただける大学づくりを進めて参ります。
 次に,若者交流の支援についてであります。今月1日から,結婚を望む若者を応援するボランティア「ふくやまde愛地域サポーター」の募集を開始いたしました。今後,出会いの相談や仲介などを行う地域のお世話役としての役割を担っていただけるよう,研修会などを実施して参ります。また,市内企業を対象に企業内サポーターも募集し,独身社員の交流の橋渡しなどを促進して参ります。来年2月には,エフピコRiMで交流イベントも実施する予定であります。こうした取組を通じて,結婚を望んでいる若者を地域全体で支えて参りたいと考えております。
 次に,子育て支援環境の充実についてであります。本市は,長年にわたり待機児童ゼロを継続するなど,これまで,保育行政を始め,子育て支援の充実に取り組んで参りました。その成果もあり,全国的にも合計特殊出生率が高く,子どもを生み育てやすい環境が整っているものと受け止めております。こうした中,昨今,女性の社会進出などに伴い,子育て支援に係るニーズは多様化しております。保育サービスや放課後児童クラブなど,就学前から学童期にかけて,子どもの状況に応じたきめ細やかな支援の更なる充実に取り組んでいかなければなりません。そのため,現在,来年4月からの子ども・子育て支援新制度への円滑な移行に向け,本市の事業計画の素案を取りまとめるなど,着実に準備を進めているところであります。引き続き,教育・保育の質の向上や効果的な子育て支援施策に取り組み,全ての子どもにやさしい,子育てするなら福山と言われるまちづくりを進めて参ります。
 次に,マイナンバー制度についてであります。来年10月から,国民一人一人に12桁のマイナンバー(個人番号)が通知されます。マイナンバーは,社会保障や税,災害対策といった行政手続で利用し,行政の効率化や国民の利便性の向上,公平・公正な社会の実現を目的に導入されるものであります。プライバシー等の権利利益の侵害など懸念される面につきましては,国において,情報の分散管理や第三者機関による監視・監督などの措置が講じられます。本市におきましても,個人情報保護の対策の一つとして,特定個人情報の取扱いにおけるリスク対策などを記載した評価書を作成し,今月1日からパブリックコメントを実施しているところであります。こうした取組や,制度の周知啓発などを通じて,市民の皆様が安心して利用できる環境を整える中で,本制度の円滑な導入に取り組んで参りたいと考えております。
 さて,我が国の社会経済情勢についてであります。国内総生産(GDP)が2期連続のマイナス成長となる中,政府は,来年10月に予定していた消費税率引き上げの延期を決定し,今月14日には,衆議院議員選挙が実施されます。政治的空白期間を最小限にとどめ,喫緊の課題である地方創生や持続可能な社会保障制度の構築など,地方や国民生活に直結する重要な政策を着実に推進していただきたいと考えております。
 本市の新年度の財政見通しにつきましては,歳入では,税制改正や評価替えに伴い,法人市民税や固定資産税等の市税が減少するなど,一般財源全体が,今年度と比較して減少するものと見込んでおります。一方,歳出では,後期高齢者医療や介護等の保険会計への繰出金など,社会保障関係費が引き続き増加する見込みであります。消費税率引き上げの延期など不透明な状況も加わり,より一層厳しい財政環境となるものと受け止めております。こうした中,現在,次なる100年を展望する新たなまちづくりの指針となる第五次福山市総合計画の策定に向け,その基礎調査に着手したところであります。人口減少の進行など変化の激しい時代にあっても,本市が持続的に発展できるよう,心豊かに暮らせる市民主役のまちの実現に向け,取り組んで参りたいと考えております。
 次に,今回の補正予算について御説明を申し上げます。このたびは,一般会計ほか2会計の補正をお願いいたしております。
 まず,一般会計では,公共事業等の追加に伴うものといたしまして,県補助事業として,老朽ため池の改修工事を実施するほか,県営事業負担金といたしまして,県が実施する福山沼隈線などの道路新設改良等に対する応分の負担を行うものであります。このほか,市単独事業といたしまして,鞆支所・鞆公民館の建設工事への着手や,競馬場跡地のスタンド等の解体を,来年度から2か年かけて実施することといたしております。制度上補正を必要とするものといたしましては,障害福祉サービス事業費や私立幼稚園就園奨励費補助などについて,利用件数や認定者数の増加に対応するため,所要額を計上いたしております。財政調整基金につきましては,条例に基づき前年度決算剰余金の2分の1相当額を積み立てることといたしております。
 また,国民健康保険特別会計では,国庫負担金等の精算による返還金などについて所要の措置を講じております。介護保険特別会計では,来年4月からの制度改正に対応するため,システム改修に要する経費を計上いたしております。
 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で31億8,095万円の追加となり,3会計の補正予算額は38億7,546万9千円の追加となりました。
 予算以外の議案といたしましては,「福山市小児慢性特定疾患対策協議会条例の廃止について」など11件を,その他の議案といたしましては,「公の施設(えほんの国)の指定管理者の指定について」など2件を提出いたしております。
 以上が,今回提出いたしております議案の概要であります。何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。
 本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に若干の変更があることがあります。