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平成17年第1回定例市議会市長総体説明

印刷用ページを表示する 掲載日:2006年3月6日更新
2005年(平成17年)3月2日

 本日は,平成17年第1回定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして,誠にありがとうございます。今回提出いたしております平成17年度当初予算案を始め,関係諸議案の御審議をお願いするに当たり,新年度における市政運営の基本方針と予算案の大要について御説明申し上げます。
 初めに,昨年末に発生したスマトラ島沖の大地震とそれに伴なう大津波は,多くの国々と地域に未曾有の被害をもたらしました。このたびの地震により犠牲となられました方々に対し,深く哀悼の意を表すものであります。また,去る2月14日,寝屋川市において教職員殺傷事件が発生いたしました。本来,安全であるべき学校でこのような惨事が引き起こされることは絶対にあってはならないことであり,心から御冥福をお祈りいたします。
 次に,今年は,戦後60周年・被爆60周年という節目の年であります。本市を始め各地で様々なイベント等が予定をされており,我が国が今後も被爆国としての被爆体験を継承するとともに,世界に向けて核兵器廃絶を強くアピールしていくことが求められると考えております。こうした中,世界の核の状況は依然として憂慮すべき状況にあり,改めて,すべての国々が戦争のない平和な社会の実現に一層積極的に取り組まれることを念願いたしております。
 次に,福山福寿園で発生したノロウィルスの集団感染の問題につきましては,1月に特別監査を実施し,2月22日に,私から特に施設に対し口頭で注意を喚起するとともに,結果責任についても言及し,感染予防対策等を徹底するよう文書で指摘したところであります。現在,ノロウィルス対応マニュアルの整備を進めているところであり,予防対策の周知徹底など再発防止に努めて参ります。
 次に,市営競馬の馬主が日本中央競馬会の競走馬補助金を詐取したとして逮捕された事件は,本市の競走馬購入費補助金についても再逮捕されるという残念な事態となりました。このことは,競馬事業の信頼にかかわる誠に憂慮すべき事態であり,捜査の進捗等を見極める中で必要な対応を図るとともに,関係者一丸となって信頼回復に努めて参らなければならないと考えております。また,競馬事業は,本年度の単年度赤字が6億5千万円程度となる見込みであり,非常に厳しい状況にあります。このため,新年度には競馬振興策検討プロジェクトを立ち上げ,振興策の推進を図るなど経営改善に向けて鋭意取り組んで参る考えであります。
 次に,合併の取組についてであります。沼隈町との合併につきましては,市議会を始め多くの関係者の御理解と御協力をいただき,本市の歴史に新たな1ページが加わりました。合併後1か月余りが経過しますが,順調な滑り出しをすることができたものと受け止めております。また,2月20日には市議会議員の増員選挙が行われ,沼隈町の衆望を担って新たに一人の方が当選の栄誉に浴されました。心よりお喜びを申し上げます。新年度においては,合併建設計画に盛り込まれた事業の着実な実施を図り,沼隈町地域との一体的なまちづくりと市域のバランスある整備を進めて参る考えであります。神辺町との合併につきましては,去る2月8日に開催された第2回目の合併協議会において,合併方式と現行合併特例法の財政支援措置の適用のある合併のために3月末までに県知事への合併申請を行うことで合意に至ったところであります。現在,合併建設計画など県の精力的な協力をいただく中で,鋭意取り組んでいるところです。今後とも,残された時間は十分にありませんが,市議会と連携を図りながら取り組んで参ります。
 さて,我が国経済は,企業部門の改善などに伴い,引き続き民間需要を中心に緩やかな回復を続けると見込まれております。景気回復の状況には地域差も見られ,雇用情勢は若年層を中心に依然として厳しい状況にありますが,こうした着実な景気回復を本格的な回復へとつなげるよう強く期待いたしております。国の平成17年度予算案においては,引き続き「改革断行予算」の方針の下,歳出全体の徹底的な見直しを行うとともに,重点分野への予算の優先的な配分が行われております。また,地方財政は「三位一体改革」の影響などから,地方財政計画が4年連続マイナスになるなど,非常に厳しい状況にあります。
  本市の財政につきましても極めて厳しい状況にあり,歳出全般の徹底した見直しを行うとともに,より重点的な財源配分に努めることが求められます。こうした中,新年度予算は,「ふるさと福山」の新たなる創造に向け,「教育」,「環境」,「協働」,「行革」,「活力」,「福祉」,「安心・安全」の市政運営の7つのキーワードに基づき新たに重点政策枠を設け,職員の調整手当廃止に伴う財源を教育環境の整備や子育て支援策の充実等に充て,更には産業の振興など46事業,80億円余りの予算の重点配分を行ったところであります。こうした施策を中心に新年度に重点的に取り組むべき施策について申し上げます。
 その第1は「教育」であります。
 児童・生徒が確かな学力を身に付け,心豊かに健やかに成長することは教育の目指すところであります。確かな学力があって初めて,個性・創造力・豊かな感性を伸ばすことができると考えております。このため,基礎・基本の定着を図るとともに,子どもたちが様々な経験や体験ができる機会を保障することが重要であり,そのための環境づくりに努めて参ります。新年度においては,引き続き,中高一貫教育の充実を図り,その取組の成果を本市学校教育全体の活性化につなげていくほか,学校図書の整備など読書教育の推進,英語教育やいじめ・不登校対策の充実,更には地域での子育て支援環境の充実などに取り組んで参ります。
 第2は,「環境」であります。
 本市の豊かな自然環境を後世に伝え,資源・エネルギーの節約や有効活用に取り組んでいくことは,私たち一人一人の大きな責務であります。また,資源循環型社会の実現のためにも,市民・事業者・行政がそれぞれの役割を果たしていかなければなりません。去る2月16日,京都議定書も発効し,地球温暖化防止対策も待ったなしの状況になっております。このため,行政はもとより,市民一人一人が資源・エネルギーを大切に利用するとともに,ごみの減量化・資源化の取組を充実させ,地球に優しい循環型社会の実現を目指して参ります。
 第3は,「協働」であります。
 これからのまちづくりに当たっては,「自らのまちは,自らつくる」という市民意識の下に,市民と行政が一緒になって,お互いの責任と役割を分担しながら「自助,共助,公助」の地域づくりを進めていかなければなりません。現在,町内会等の地域団体を始めNPOやボランティア,事業者などがまちづくりの担い手として参画しやすい環境づくりを目指して「(仮称)協働のまちづくり指針」を策定しているところであります。さらには,(仮称)西部市民センターを始めコミュニティ活動のしやすい環境を整備するなど,市民の自立と参画による「協働」を基本とした地域づくりを進めて参ります。
 第4は,「行革」であります。
 行財政環境が依然として厳しい中,本市が将来にわたって持続的な発展を遂げていくためには,市民との対話と協働を基本とした行政運営を推進し,市民サービスの向上につなげていく必要があります。このため,新年度には全市的な課題や情報を共有し,政策を主体的に迅速かつ柔軟に実施できる「局制」を創設して参ります。また,新年度では,調整手当の廃止や職員数の見直しなども実施することとしております。今後とも限られた財源の中で工夫もし,行政運営の効率化を図るとともに,企業誘致や産業振興による収入増加策など改善項目を定め,着実に取り組んで参ります。
 第5は,「活力」であります。
 「だれもが住んでみたい,行ってみたいと思えるまち」をつくり上げていくためには,にぎわいと個性にあふれた活力のあるまちづくりを進めていく必要があります。とりわけ,都心部を再生することは本市の最重要課題の一つであります。このため,福山駅周辺整備を始め市街地再開発,中央公園地区の整備などを総合的に推進し,備後の中核都市の玄関口にふさわしい都市機能の整備と中心市街地の活性化を促進して参ります。
 また,活力あるまちづくりには産業の振興が特に重要であります。このため,企業立地促進を始め産学官の連携,ベンチャー企業の支援などの取組を強化して参ります。さらに,3月末には福山港国際コンテナターミナルがいよいよ供用開始となりますが,今後の福山発展の大きな起爆剤になるものと期待しております。また,経済活動や都市間交流の基盤となる福山道路や福山西環状線を始めとする幹線道路ネットワークの整備促進などにも引き続き取り組んで参ります。
 さらに,まちの活力を維持するためには,少子化問題は大きな課題であります。子どもたちは,社会全体の希望,未来の力であり,「福山で生まれてよかった」,「福山で子育てをしてよかった」と実感できる環境づくりが必要であります。このため,少子化の流れを変えるための次世代育成支援対策推進行動計画を策定するとともに,これに基づく新たな施策の展開を図るなど,社会全体で子どもたちが健やかに育つことのできる環境の整備に取り組んで参ります。
 第6は,「福祉」であります。
 急速に進む少子高齢化の中で,すべての市民が住み慣れた地域において,安全で快適に,生き生きと暮らせる環境づくりを基本として福祉施策を推進して参ります。このため,高齢者や障害者が生きがいを持って自立した生活ができる環境づくりを進めるとともに,地域の福祉力の向上や各種保健・福祉・医療サービスの充実に努めて参ります。また,公共施設の整備に際しては,引き続きバリアフリー化を図るとともに,高齢者や障害者を始め,すべての人に優しいユニバーサルデザインによるまちづくりの推進にも努めて参ります。さらに,新年度では,高齢者や障害者の実態やニーズを把握する中で,新たな計画の策定もして参りたいと考えております。
 第7は,「安心・安全」であります。
 すべての人の生命と財産を守り,快適で豊かな生活環境を整備することはまちづくりの基本であります。こうした中,地域医療については,市民病院の増改築工事が今年度中に完了し,本年4月から,現在の300床を398床に増床するとともに,県東部初の第三次救急医療として救命救急センターを供用開始することといたしております。今後とも,救命率の向上などに努めるとともに,他の医療機関との連携を行う中で,地域全体の医療水準の向上に努めて参ります。このほか,新たに水上消防署において救急業務を実施するなど消防・救急体制の更なる充実を図って参ります。また,引き続き高潮対策を実施するとともに,水道などの市民生活に直結したライフラインの整備や自主防災組織の育成など,災害に強いまちづくりを進めて参ります。
 さらに,学校は,子どもたちが一日の大半を過ごす場所であり,施設の安全管理に努めることは特に重要であります。新年度では教育施設等の安全対策の強化などにも取り組んで参る考えであります。
 次に,新年度予算案の大要について御説明いたします。
 歳入については,景気動向などから法人市民税の増加が見込まれるものの,固定資産税は減少見込みであり,加えて「三位一体の改革」の影響などから,本市における歳入を巡る環境は依然として厳しい状況にあります。歳出については,人件費や公債費は減少傾向にあるものの,扶助費や介護保険など保険3会計を始めとする特別会計への繰出金が大幅に増加する中で,多様化する行政課題への対応など,困難な予算編成となり,前年度に引き続きマイナスの見積基準を設けて対処したところであります。この結果,前年度当初予算に比べ一般会計では1.1%の減,全会計では0.2%の減となっておりますが,一般会計は,沼隈町との合併や市債の制度的借換を除く実質では0.7%のプラスとなっております。
 次に,新年度の主要な施策につきまして,第三次福山市総合計画の柱立てに沿って,新規事業を中心に御説明申し上げます。
 第1は,「心ふれあい健やかに安心して暮らせるまちづくり」 であります。
 恒久平和の実現と基本的人権の尊重は人類共通の願いであります。このため,引き続き,平和行政の推進に努めるとともに,福山市同和行政基本方針や男女共同参画基本計画等に基づき,様々な人権課題の解決に向けた諸施策の推進に努めて参ります。また,同和行政基本方針の実施期間が新年度で終了することに伴い,平成18年度以降の人権施策の基本的な方針の策定に取り組んで参る考えであります。
 高齢者福祉では,施設サービスの充実のため,特別養護老人ホームの建設等を支援するほか,高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の見直しを行って参ります。障害者福祉では,授産施設の整備や小規模作業所の充実等を図るほか,支援費制度の見直しと併せ,新しい障害者保健福祉計画を策定して参ります。児童福祉では,西山手保育所の改築や全公立保育所遊戯室の空調設備整備,また乳幼児等医療費助成制度では,入院についての対象年齢を小学校卒業まで拡大するほか,幼児インフルエンザ予防接種費補助,病後児保育の更なる充実を図るなど,少子化対策の推進に特に意を用いたところであります。このほか,社会保障の充実では,災害見舞金制度の充実を図っております。なお,児童に対する虐待件数が年々増加している中で,福山市児童虐待防止ネットワークを設置し,学校,地域,関係機関との連携を強化する中で,未然防止,早期発見,早期対応にも取り組んで参ります。
 第2は,「自然とともに生きるまちづくり」 であります。
 環境への負荷の少ない資源循環型社会の実現を進めていくためには,子どものころから資源循環型社会の一員であることの認識と実践者としての自覚を持つことが重要であります。このため,生涯学習の場への環境教育の拡大に向けた機能整備を図るほか,「一般廃棄物処理基本計画」の改定などを実施することといたしております。また,太陽光発電設置や民間緑化の取組への助成など,自然と共生できるまちづくりにも努めて参ります。
 第3は,「豊かさを実感できる舞台となるまちづくり」 であります。
道路整備では,瀬戸半坂線などの整備に取り組むほか,歩行者等の安全性の確保をより一層図るため,転落防止柵の設置などに引き続き取り組んで参ります。
 上水道の整備では,老朽化した配水管の整備,緊急遮断弁の設置など災害に強い施設整備,水量水圧不足地域の解消などを図って参ります。下水道につきましては,浸水対策として中央ポンプ場などの整備を行うほか面整備を進め,新年度末には普及率が65.7%となる見込みであります。
 住宅整備では,居住水準の向上と高齢者・障害者対策を考慮した優良な住宅として,引き続き,山手町住宅の建設に向けた取組を進めて参ります。
 防災対策の充実では,海水逆流防止弁の設置や水路改修等による高潮対策事業を始め,自主防災組織の育成・指導,災害時の要援護者・要介護者の支援対策マニュアルや防災啓発パンフレットの作成などを行って参ります。
 また,子どもの安全確保については,小学校・幼稚園・保育所それぞれに緊急通報機器を導入するなど安全対策を強化して参ります。
 第4は,「個性をはぐくむ教育・文化のまちづくり」 であります。
 本市の将来を担う人材を育成することは,市民全体で取り組むべき大きな課題であります。こうした中,学校教育につきましては,小中学校全校の保健室や幼稚園遊戯室への空調設備整備や西小学校校舎を活用しての西幼稚園整備など,児童・生徒の学習環境の保持や充実に努める中で,子どもの個性・創造力・豊かな感性を伸ばす教育を鋭意進めて参ります。
 生涯学習の推進につきましては,(仮称)中央図書館建設を始め,(仮称)しんいち市民交流センター内の図書館整備や金江公民館の用地取得・実施設計など,生涯学習の活動や交流の拠点となる施設を整備して参ります。
 第5は,「地域の資質を活かした産業のあるまちづくり」 であります。
 農林水産業の振興では,「農業振興ビジョン」を改訂するとともに,地産地消の取組や農業基盤整備を引き続き実施して参ります。また,走島の漁業集落環境整備事業により生活基盤整備を進めるほか,田尻漁港の整備により機能増進を図り,安全な漁業活動を促進して参ります。
 産業の振興では,本市の特長である多種多様な産業や企業の集積,進取の気概にあふれた企業風土を活かすことが特に重要であると考えております。こうした中,企業立地促進に向けた優遇措置の創設,企業情報の収集能力と要望への対応力を強化するために庁内組織体制を整備するほか,産学官連携事業や地域産業活性化事業費に対する補助,更にはベンチャー企業支援資金制度の創設など,総合的な産業活性化施策を強化・推進して参る考えであります。
 観光の振興では,本市の主要な観光地である鞆の浦において,観光ガイドや案内所機能を充実するとともに,観光案内板を設置するなど観光客のニーズに的確に対応できる受入体制を整備して参ります。
 第6は,「発展する都市圏の中核となるまちづくり」 であります。
 情報機能の強化では,情報通信技術の急速な進展の中で,ITを活用した電子自治体の推進が必要であり,住民記録・戸籍など住民情報システムの開発や,高齢者・障害者などだれもが利用できるホームページづくり,地域経済の活性化につながる産業の情報化の推進など行政運営の簡素・効率化と市民の利便性の向上に取り組んで参ります。
 新たな都市構造の形成については,福山駅周辺整備では,福山駅西町線や福山駅南自転車駐車場の新年度の完成に向けた取組を進めるとともに,福山駅前広場整備についても計画的に推進するほか,福山駅周辺のバリアフリー化の基本構想を策定することといたしております。東桜町地区市街地再開発事業については,早期に事業認可を受け,具体的に事業を推進することとされておりますので,伏見町地区と併せ,それぞれ段階に応じた支援を行って参ります。中央公園地区整備については,新年度着工に向けた取組を進めて参ります。また,電線類地中化による魅力ある街並みづくりについては,北浜通りシンボルロードの整備が新年度完了いたしますが,引き続き宮通りの整備に取り組んで参ります。
交通体系の整備では,福山港国際コンテナターミナルの供用開始に伴い,物流機能の強化に向け,大型トレーラーなどが安全に通行できるよう新涯大橋の補修補強を行うほか,福山港洗谷線の整備などを実施して参ります。また,生活バス路線の活性化に向け,市民生活におけるバス交通の在り方や利用促進等について調査・検討を行い,生活バス交通利用促進計画を策定することといたしております。
 以上のほか,集中的な投資により教育施設や福祉施設など各種公共施設の延命化を図るため,今年度に引き続き特別枠を設け,所要の措置を講ずることとしたところであります。
 次に,内海町・新市町・沼隈町との「合併建設計画」 について,その大要を御説明いたします。
 内海町地域では,(仮称)うつみ市民交流センターの整備や内海小学校へ給食棟を整備するほか,箱崎・横田漁港の漁業集落環境整備や築いそ設置事業などを実施して参ります。
 新市町地域では,(仮称)しんいち市民交流センターの整備や文化財センターの整備に取り組むほか,新市小学校の屋内運動場や消防防災施設の整備などを実施して参ります。
 沼隈町地域では,まちづくり推進事業に充てる地域振興基金への積立てや,(仮称)沼隈運動公園や山南公民館の整備を行うほか,沼隈斎場の火葬炉改修,山南常石線などの市道改良や道の駅施設整備,上下水道の整備を実施して参ります。また,消防防災施設やため池の整備を始め港湾に係る県営事業負担金についても措置いたしております。
 以上,新年度予算案を中心に,主要な施策とその大要について申し上げました。
 社会のあらゆる分野が変革期にある中,全国的に市町村合併が進み,第28次地方制度調査会においては道州制の議論が進められるなど,地方自治制度も大きな変革の時を迎えております。こうした中,私は,ここ数年間は都市間競争に打ち勝つ基礎づくりの時期だと考えており,備後の中核都市として都市全体の魅力を増大させ,求心力のある都市づくりをしていく必要があると考えております。このため,行政と市民とが協働してお互いの役割を果たすとともに,ハード,ソフト両面の施策を通して,福山に住んでみたい,住んで良かったと思えるまちづくりを行って参りたいと考えております。今後とも,「ふるさと福山」の新たなる創造に向け全力を尽くす覚悟でありますので,議員各位を始め市民の皆様の御理解と御支援をいただきますようお願いを申し上げます。
 予算以外の議案としましては,福山市事務分掌条例の一部改正など条例案25件,その他の議案として,損害賠償の額を定めることについてなど10件を提出いたしております。
 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。