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平成16年6月定例市議会市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2006年3月6日更新
2004年(平成16年)6月11日

 本日は,6月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして誠にありがとうございます。
 今回提出いたしております諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明申し上げます。
 初めに,小泉首相が去る5月22日,北朝鮮を訪問され,日朝首脳会談が行われました。日本人拉致事件の被害者家族5人の帰国が実現しましたが,安否不明者の真相究明や核問題など未解決の課題も残されております。いずれにいたしましても,こうした課題の全面的な解決が一日も早く実現されるよう念願いたしております。
 次に,合併についてであります。
 沼隈町との取組につきましては,第4回の合併協議会の開催に向け,協議事項等の整理を行っているところです。合併建設計画につきましては,現在,沼隈町や広島県との調整などを行っており,第4回の合併協議会で合併建設計画の素案が提示されましたら,沼隈町では住民説明会を開催する予定と伺っております。
 神辺町との取組につきましては,4月6日より行政概要調査を実施しておりましたが,本市分の調査を終えて去る5月14日に神辺町に対して正式に調査を依頼し,現在,合併協議会の設置に向け準備をいたしているところです。現行の合併支援措置を受けるためには,来年3月31日までに両市町で議決を受けた後,県への合併申請を行う必要があります。十分な時間が確保されているとは言えませんが,鋭意取り組んで参る考えであります。
 いずれの合併についても,引き続き,議会と十分連携を図りながら,市民合意の下に取り組んで参りますので,よろしくお願いを申し上げます。
 次に,市立福山中学校・高等学校が,4月6日,広島県東部初の公立の中高一貫教育校として開校いたしました。中高合同の新入生合宿や中高教職員による合同の研修など,一体的な指導体制による教育の確立に向け,順調なスタートを切ったところであります。今後,6年間の計画的・継続的な指導や中高合同の活動を通じて,確かな学力と豊かな心を育成するとともに,成果を本市の学校教育全体の活性化へつなげるなど,市民から信頼される学校となるよう取り組んで参ります。
 次に,福山市ごみ固形燃料工場と福山リサイクル発電所が4月から本格稼動いたしました。安全で効率的な稼動を行うため,市民に対して,ごみ分別の徹底など引き続き啓発をして参ります。また,具体的なごみの減量方策として,今年度から,資源回収の取組の充実による紙ごみの資源化,事業系の紙ごみの一部搬入制限,エコショップ制度等をスタートしたところです。今後とも,市民,事業者,行政がそれぞれの役割を果たし連携・協力しながら,廃棄物の発生抑制,再利用,再生利用,適正処分を推進し,地球に優しい循環型社会の実現を目指して参ります。
 次に,去る5月12日「福山駅南地域」が,都市再生特別措置法に基づく「都市再生緊急整備地域」の指定を受けました。地域内における民間都市再生事業に対し金融支援措置等が期待でき,市街地再開発事業に弾みがつくものと考えております。こうした中,東桜町地区市街地再開発事業につきましては,事業の施行者となり,事業完了後は再開発ビルを管理・運営していく再開発会社が4月21日設立され,年内の事業認可に向け取り組まれております。今後とも事業の段階に応じた効果的な支援を行うとともに,福山駅周辺地区整備など複合的な取組を進め,備後の中核都市の玄関口にふさわしい都市機能の整備と中心市街地の活性化を促進して参ります。
 また,「福山ロッツ」がオープンして1年が経過いたしました。入店客数,売上高ともに当初目標を達成されたと伺っており,順調に推移しているものと受け止めております。「福山ロッツ」のオープンにより,流動客の増加や新しい店舗の開店など駅西地区ににぎわいが戻ってきており,都市活力の回復,都市のイメージアップに大きな効果があったものと考えております。
 次に,今回,県の福祉医療公費負担制度の見直しに伴い,乳幼児医療費助成条例と老人医療費助成条例の改正をお願いいたしております。このうち,乳幼児医療費助成に係る県の改正内容は,本年10月1日から入院・通院ともに対象年齢を就学前まで引き上げるとともに,一部負担金を導入するものであります。本市としても,種々検討を重ねた結果,基本的には県の制度改正に準拠することとし,独自施策として,入院についての対象年齢を小学校3学年終了まで引き上げることといたしております。
 次に,競馬事業についてであります。4月に神辺町と島根県三刀屋町へ場外発売所を開所したところですが,当初見込みと比べ,厳しいスタートと受け止めております。5月には,(仮称)「シャトル宇部」と(仮称)「シャトル柳津」について農林水産大臣の承認を得て,それぞれ工事着手に向けて準備が進められており,今後PRの強化と併せ,売上げの増加に全力で取り組んで参ります。平成15年度の単年度収支は,売得金収入の減少などにより赤字となる見込みであり,経営環境は非常に厳しい状況にありますが,今後とも事業の健全化に向けた諸施策の推進に鋭意取り組んで参ります。
 さて,我が国の経済情勢は,政府が発表した5月「月例経済報告」によれば,「景気は,企業部門の改善に広がりがみられ,着実な回復を続けている」との判断を示しております。雇用情勢については,完全失業率が4.7%と3年ぶりの水準まで改善したことを受けて上方修正するなど,一部に明るい兆しも感じられます。政府は,引き続き,構造改革の一層の強化を図るとしておりますが,こうした兆しを地域経済や中小企業全般に波及させ,景気を自律的回復軌道に乗せるよう強く期待するものであります。
 本市におきましては,「三位一体改革」の影響などから非常に厳しい財政運営を強いられる中,引き続き行財政改革に着実・積極的に取り組むとともに,施策の選択と重点化を図る中で,より中長期的視点に立った行財政健全化を一層推進して参る考えであります。
 次に,今回提出いたしております議案について御説明申し上げます。
 条例案として,福山市職員の分限に関する条例の一部改正など10件,その他の議案として,財産の取得についてなど2件を提出いたしております。
 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げます。