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平成14年6月定例市議会市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2006年3月6日更新
 本日は,6月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして誠にありがとうございます。
 今回提出いたしております諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明申し上げます。
 初めに,今年のばら祭についてであります。ひろしまフラワーフェスティバルとの交流も始まり,運営や内容にも商店街を始め市民の一層の参画を得て多彩なイベントを繰り広げ,過去最高の人出となりました。今後とも市民参加の下に,本市を訪れる人にとっての魅力となるよう「福山らしさ」を発揮できる行事やイベントの開催に努めて参りたいと考えております。
 次に,本市の将来にわたる持続的発展へ向けた主要プロジェクトが相次いでスタートいたしました。まず,去る4月5日に市民病院の増改築に着工をいたしました。救命救急センターの設置により,市民の安心を確保し,より健康で快適な市民生活の向上に寄与して参る考えであります。次に,4月15日にはごみ固形燃料化施設の起工をしたところであります。ダイオキシン類や二酸化炭素等の削減,最終処分場の延命化を図るとともに,固形燃料を利用した発電を行うことにより,ごみエネルギーの有効利用につなげて参りたいと考えております。
 次に,服務規律の確保につきましては,かねてから職員の自覚を促がしてきたところでありますが,このたびの職員の不祥事につきましては,公務に対する市民の皆様の信頼を損ねるもので,誠に残念なことであり責任を痛感いたしているところであります。今後,職員一人一人が更に自覚と責任を持ち,より一層研鑚に努め,再発防止並びに信頼回復に取り組んで参ります。
 次に,合併の取組について申し上げます。内海町と新市町の合併につきましては,去る4月30日の第3回目の合併協議会において,内海町も来年2月を目途に協議を進めることになり,1市2町の歩調がそろうこととなりました。今後は,まちづくり計画を含めた所要の協議を進めて参る考えであります。来年2月の合併を想定しますと,スケジュール的には11月の臨時市議会で合併議決をお願いするようになるものと考えております。引き続き,議会と連携を図りながら市民合意の下に取り組んで参りますので,よろしくお願いを申し上げます。
 次に,福山市商業施設,「旧福山そごう」についてであります。現在,天満屋においては来春のオープンに向け,テナント募集など積極的に出店要請をされ,順調に進んでいるものと受け止めております。本年度中には改修工事を終え,専門店中心の大型商業施設としてにぎわいを創出し,中心市街地の活性化と雇用の再生を図るという所期の目的を達成できるよう,鋭意取り組んで参ります。
 次に,福山市産業振興ビジョンについてであります。1996年(平成8年)3月に策定したビジョンの見直しを進めておりましたが,このたび改訂版を策定いたしました。本年度においては,企業の研究開発等を支援する「福山市新事業創出支援事業」などを推進することといたしており,今後,戦略的プロジェクトを中心に産業の再生と産業振興の新たな展開へ向けて取り組んで参る考えであります。
 次に教育についてであります。本年4月から新学習指導要領と学校週5日制が全面実施されたことを受け,各学校では新しい教育課程に対応した年間授業計画を作成し,計画的な教育活動の推進に努めているところであります。今後,更に基礎・基本の確実な定着を図り,自ら学び自ら考える力を育て,特色ある学校教育を展開して参る考えであります。また,学校週5日制を真に有意義なものとするため,豊かな社会体験や自然体験などの多様なプログラムに子どもたちが積極的に参加できるよう,情報提供や働きかけ等の支援を行って参ります。
 次に,男女共同参画の推進についてであります。現在,推進に関する基本的な計画や重要事項を審議する「男女共同参画審議会」の設置に向けた準備を進めているところであります。この審議会には,市民の意見を反映させるため,委員を公募したところであり,今後,早期に審議会を設置し,その意見を踏まえる中で,本年度中には基本計画を策定し,男女共同参画社会の早期実現を目指した諸施策に取り組んで参ります。
 次に,競馬事業についてであります。2001年度(平成13年度)の開催実績は,関係者の御理解と御協力を得る中で,経費の節減及び場間・場外発売の拡大などにより,単年度収支は黒字となる見込みであります。しかし,厳しい経営環境は今後も続くものと考えており,来場者の多い日曜日の開催を増やすなど,引き続き,効率的な運営により収支の均衡を維持するとともに,事業の健全化へ向けた諸施策を推進して参りたいと考えております。
 さて,我が国の経済情勢は,国が発表した5月「月例経済報告」によれば,「景気は,依然厳しい状況にあるが,底入れしている」との判断を示しております。一方では,設備投資の減少や失業率が高水準で推移するなど,景気の自律的回復は依然として予断を許さない状況にあると受け止めております。国においては,構造改革を断行しつつ,デフレ阻止に向けて強い決意で臨むとされておりますが,今後とも国の経済対策を注視していく考えであります。
 こうした中,本市におきましては,歳入の根幹である市税は主要税目すべてが減少するなど,大変忍耐を要する財政運営を迫られております。引き続き,行財政改革に着実・積極的に取り組むとともに,施策の選択と重点化を図る中で,市民の視点に立った成果重視の行政運営に取り組んで参る考えであります。
 次に,補正予算について御説明いたします。このたびは,一般会計と病院事業会計の補正をお願いしております。
 一般会計の補正内容は,制度上補正を必要とするもの及び篤志家からの寄附に対応するものについて措置をいたしております。制度上補正を必要とするものといたしましては,本年度実施いたします芦田ふれあいプラザの移転改築と併せ,かねてからの課題であった市立動物園来園者駐車場の整備とともに,市内の財団の助成による動物園交流館の整備及び芦田支所の移転改築により,交流機能と支所機能を有する複合施設として整備することといたしております。このほか,市民病院改築に伴う所要の負担金を計上いたしております。篤志家からの寄附につきましては,御寄附の主旨に沿って日吉台小学校の校門の整備に充当いたすこととしております。
 次に,病院事業会計におきましては,今後の駐車場需要に対応するため,用地取得費及び駐車場整備工事費などの所要額を計上いたしております。
 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計において2億7,377万8千円となり,補正後の予算総額は1,241億4,977万8千円となっております。また,全会計の補正予算額は,3億4,095万8千円となり,補正後の予算総額は2,654億6,969万1千円となりました。
 予算以外の議案といたしましては,条例案といたしまして,1962年(昭和37年)11月30日以前に退職された職員及びその遺族に対する退隠料,遺族扶助等について定めた福山市吏員の退隠料等に関する条例の一部を改正する条例等の一部改正や福山市税条例の一部改正など8件,その他の議案として,損害賠償の額を定めることについてなど4件を提出いたしております。
 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げます。