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平成21年第3回臨時市議会 市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月2日更新
 本日は,2009年(平成21年)第3回臨時市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして,誠にありがとうございます。
ただ今御上程になりました議案の御審議をお願いするにあたり,まず始めに,新型インフルエンザ対策について御説明を申し上げます。
 初めに,メキシコ,アメリカに端を発した新型インフルエンザは,世界各国に感染が拡大し,国内でも5月16日に初の感染が確認されました。その後,兵庫県,大阪府を中心に急速な広まりをみせておりましたが,現時点では発生状況が減少傾向である兆しもうかがえ,今後も慎重に見極めが必要と考えております。
 本市におきましては,4月末から保健所で電話相談を開始するとともに,今月1日からは発熱相談センターも設け,市民の皆様方の相談に応じているところであります。
また,福山市民病院におきましても,第二種感染症指定医療機関として,発熱外来を始め,診療体制を整備し対応いたしております。今月19日には,私を本部長とする「新型インフルエンザ対策本部」を設置をし,市内や近隣市町において患者が発生した場合における基本的な対処方針を定め対応しているところであります。患者が発生した場合には,全庁をあげて感染拡大の防止策も講じて参る考えであります。
 引き続き,国・県の動向を見極める中で,関係機関とも充分連携をとり,市民の皆様が安心・安全に暮らせるよう,全力で取り組んで参ります。
市民の皆様方におかれましても,手洗いやうがいなどによる感染予防に努めていただきますよう,御理解と御協力をお願いを申し上げます。
 次に,核軍縮の機運が国際的に高まる中,去る5月25日,北朝鮮が核実験を強行いたしました。断じて許すことのできない暴挙に対し,福山市民を代表して,市議会とともに直ちに強く抗議を行ったところであります。
 本市におきましては,これまでも平和行政の推進に取り組んできたところでありますが,引き続き,世界の恒久平和や核兵器のない世界の実現に向けて,鋭意取り組んで参る考えであります。
 次に,今回の議案について,御説明を申し上げます。
はじめに,「福山市一般職員の給与に関する条例等の一部改正について」であります。
 本年5月の人事院勧告において国家公務員の本年6月期の期末・勤勉手当について,支給月数の一部を凍結することが適当であるとの考えが示されました。本市におきましても,
現在の厳しい社会情勢から,一般職員などの6月期の期末・勤勉手当について必要な措置を講ずることとし,関係条例の改正を行うものであります。
 また,職員の勤務時間につきましては,これまで慎重に検討してきたところであります。
このたび,昨年の人事院勧告に準じて,1日の勤務時間を8時間から7時間45分へと
見直しを行うため,必要な措置を講ずることとし,「福山市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について」を提出いたしております。
 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。

本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に
若干の変更があることがあります。