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平成21年12月定例市議会 市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月2日更新
 本日は,12月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして誠にありがとうございます。
 今回提出いたしております2009年度(平成21年度)補正予算案を始め,関係諸議案の御審議をお願いするに当たり,当面する市政の状況と議案の大要について御説明を申し上げます。
初めに,我が国の経済情勢についてであります。11月の月例経済報告では,物価の動向について,緩やかなデフレ状況にあるとの認識が示されました。景気は持ち直してきているものの,中小企業ではそのテンポは遅く,雇用情勢は依然として厳しい状況にあるものと受けとめております。国により,企業や家計の活力につながる施策が早期に実施されることを念願するとともに,本市におきましても,国の動向を注視しながら,市民の皆様が将来に希望が持てるよう,効果的な施策の推進に鋭意取り組んで参る考えであります。
次に,地方分権の推進についてであります。今月,行政刷新会議ワーキンググループによる事業仕分けが実施されました。対象となった事業の中には,事業廃止や地方移管などの結果が示されたものがありますが,これらが評決結果どおりに実施された場合には,地方の行財政運営に大きな影響を及ぼす懸念があるものと受け止めております。地方に大きな影響を及ぼす可能性のある施策の決定に当たっては,政府が設置を予定している「国と地方の協議の場」などにおいて十分議論され,地方の意見が反映された施策が実施されるべきであり,今後,中核市市長会を始め,あらゆる機会を通じて国に要望・提言して参る考えであります。
今月28日に藤田前知事が任期を終えられました。任期中には分権改革や企業誘致などに精力的に取り組まれるとともに,懸案であった市民病院への県東部初となる救命救急センターの設置や福山港箕沖地区の国際コンテナターミナル第2バース,入江大橋の整備,広島県東部運転免許センターの新設や鞆のまちづくりなどにも御尽力をいただきました。改めて敬意を表するものであります。新たな県政のかじ取り役となられました湯崎新知事におかれましても,早期に県政における課題を把握され,活力ある広島県づくりに向けてリーダーシップを発揮されるよう,期待いたしております。
次に,(仮称)福山市立大学についてであります。現在,大学設置認可申請に向けて鋭意取り組んでいるところでありますが,当初予定をいたしておりました学部名称について,「現代教養学部」を,教育研究の内容や目標をより適切に表すよう,「都市経営学部」に変更することといたしたところであります。また,今月15日には安全祈願祭が行われ,建設工事にも着手いたしました。今後とも地域の発展に寄与する,魅力あふれる大学となるよう,2011年(平成23年)4月の開学を目指して引き続き諸準備を進めて参る考えであります。なお,建設事業の財源に充てるため,来年3月には住民参加型市場公募債の発行を予定いたしております。四年制大学は,市民の皆様の財産であります。多くの皆様に御応募いただきますよう御協力をお願い申し上げます。
次に,全国オムニバスサミットについてであります。10月29日,オムニバスタウンに指定されている14都市をはじめ,全国からバス事業の関係者など約600人が一堂に会し,オムニバスサミットを開催いたしました。本市が協働・環境をキーワードに取り組むゾーンバスシステム,中心部循環路線まわローズなどの取組や小学生による交通環境学習の成果発表などを行い,全国へ情報発信することができたものと受け止めております。今後とも,安心・安全で快適な暮らしを支える生活基盤として,人・まち・環境にやさしい生活バス交通の利用促進を,市民や事業者との協働により取り組んで参る考えであります。
次に,子ども議会についてであります。10月31日に開催をいたしました子ども議会では,46名の子ども議員の皆さんから,地球温暖化の防止や二上りおどりの知名度の向上に向けた取組など,まちづくりに対する積極的な意見や提案を数多くいただき,大変頼もしく感じたところであります。現在,実現可能なものについて対応すべく検討しているところであり,引き続き,まちづくりへの関心を高めるため,来年度においても2回目を開催して参りたいと考えております。
次に,福山メモリアルパークアイススケート場についてであります。2008年度(平成20年度)に運営を休止いたしておりましたが,県東部唯一のアイススケート場として楽しい一時を過ごしていただける施設とするため,今年度,老朽化していた施設を大幅に改修いたしたところであります。明日からプレオープンする予定といたしており,5日のオープニングイベントでは華やかなアイススケートショーも行うことといたしております。冬のレクリエーションの場として,多くの皆様に御利用いただきますよう,御来場をお待ちいたしております。
次に,ふるさと福山の知名度向上に向けた取組についてであります。大河ドラマ「龍馬伝」の放映に先駆け,鞆の浦を全国に発信するホームページを開設するとともに,1月には市営渡船「平成いろは丸」の就航や国民宿舎において「龍馬といろは丸展」の開催を予定いたしております。鞆の浦が注目を浴びるこの機会に地元の機運を盛り上げ,全国へ向けて発信して参る考えであります。また,福山知っとる検定につきましては,新たに1級を設け,東京会場での開催も予定いたしております。福山ファンを増やすとともに,観光サポーターの発掘や育成などにも取り組んで参りたいと考えております。
次に,競馬事業についてであります。開設60周年という節目の年を迎えた福山競馬は,長年にわたり,戦後復興を始めとする本市の発展に貢献して参りました。これまでの間,支えていただいたファンの皆様や関係者の皆様に心から御礼を申し上げます。競馬事業を取り巻く環境は一層厳しさを増しており,今後の事業のあり方につきましては,運営状況や雇用の場としての視点を踏まえ,また,市民意見等もお聞きしながら,総合的に検討する必要があると考えております。現在,その手法を整理しており,具体がまとまり次第,できれば今議会へお示しして参りたいと考えております。
次に,本市の新年度の財政見通しについてであります。歳入につきましては,景気低迷による企業収益の悪化や個人所得の減少から法人市民税をはじめ市税全体で大幅に減少する見込みであります。さらに,地方交付税など国の動向も不透明な状況にあり,歳入面では非常に厳しくなるものと受け止めております。一方,歳出では,生活保護などの扶助費や特別会計に対する繰出金の増加が見込まれる中,(仮称)福山市立大学の整備や東桜町地区市街地再開発事業を始めとする都市基盤整備など,財政需要は今後も増大するものと考えております。困難な予算編成になるものと考えておりますが,職員一丸となって英知を結集する中で,行財政改革を一層推進し,事業の選択と重点化を図るとともに,歳出全般の徹底した見直しに取り組んで参る考えであります。
次に,今回の補正予算について御説明を申し上げます。このたびは,一般会計ほか10会計の補正をお願いいたしております。
始めに,通常分として,一般会計では,制度上補正を必要とするものや公共事業等の追加に伴うもの,篤志家からの寄附などについて必要な措置をいたしております。制度上補正を必要とするものといたしまして,中小企業に対する市独自の取組として昨年度創設した経営環境変化対応特別融資資金貸付金をはじめ,母子加算の復活を含む生活保護や障害福祉サービスなどについて,対象者や件数の増加に対応するための所要額を計上いたしております。財政調整基金につきましては,前年度決算剰余金の2分の1相当額を積み立てることといたしております。公共事業等の追加に伴うものといたしまして,消防庁の発した防災情報を瞬時に受信できる警報システムを構築するとともに,市民生活にかかわりの深い道路・水路などの維持補修を進めていくこととしております。篤志家からの寄附につきましては,それぞれ御寄附の趣旨に沿ったものといたしております。さらに,開学準備を進めている(仮称)福山市立大学を周知するための広報にも取り組むほか,病院事業会計では,新型インフルエンザ対策として人工呼吸器4台の整備に取り組むことといたしております。
人件費分に係る補正といたしましては,さきほど御可決をいただきました給与改定等に伴う所要の措置を講じるほか,職員の中途退職や人事異動等の変動に伴う減額などを調整することといたしております。
以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で42億1,702万2千円の追加となり,11会計の補正予算額は38億7,693万9千円の追加となりました。
 予算以外の議案といたしましては,条例案として,「福山市食肉センター検討委員会条例の制定について」など6件を,その他の議案といたしましては,「訴えの提起について」など14件を提出いたしております。
 以上が,今回提出いたしております議案の概要であります。 何とぞ慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,提案理由の説明といたします。

本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に
若干の変更があることがあります。