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平成28年9月定例市議会 市長説明要旨

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年9月14日更新

 本日は,9月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には,御多用の中を御参集いただきまして誠にありがとうございます。
 開会に当たりまして,市政運営についての所信を申し上げ,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 
 初めに,先月の台風10号等による大雨により,東北・北海道地方では深刻な被害が出ております。特に,岩手県岩泉町においては,高齢者施設で多くの方が亡くなられました。犠牲となられました方々とその御遺族に対し,深く哀悼の意を表すとともに,被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。本市におきましても,本年6月に大雨による浸水被害などが発生いたしました。今後の防災対策に反映すべく,現在,その検証に国・県と連携して取り組んでいるところであり,引き続き,市民の皆様が安心・安全に暮らすことができるよう,災害に強いまちづくりを進めて参ります。

 さて,私は,このたび,多くの市民の皆様の負託を受け,第13代福山市長としての重責を担うこととなりました。これまでの市政基盤を継承しつつ,市民の皆様との対話を大切にし,市制施行100周年後の新たな未来づくりに果敢に挑戦いたします。私のこれまでの30年余の行政経験を生かし,ふるさと福山の更なる発展に全力を尽くして参る所存であります。

 今,全国の自治体がそれぞれに知恵と工夫を凝らして地方創生に取り組んでおりますが,昨年の国勢調査の結果では,東京圏への人口流入が増加しており,一極集中はむしろ加速しているのが現実です。地方は,押し寄せる人口減少の波と超高齢社会といったこれまで経験したことのない時代に向き合わなければなりません。このような状況においても,地方が輝き,活力を維持するためには,地域の特性を認識し,それぞれが主体性を発揚していかなければなりません。また,同時に,内向きの姿勢ではなく,外に眼を向け,域外からの多様な意見を受け入れる寛容さと視野の広さを持ち,近隣の市町とより幅広く連携していく必要があります。
 私は,以上の時代認識の上に立ち,リーダーシップを発揮し,職員一丸となって,市民の皆様とともに,この難局を乗り越え,備後地域の中核都市にふさわしい活力あふれる福山を創り上げて参ります。このため,以下に述べる5つの挑戦を柱に市政運営を進めて参ります。

 まず,第1の挑戦は「中心市街地の活性化と都市の魅力向上」であります。福山駅前は,本市の「顔」であり,都市の魅力のバロメーターともいえる場所であります。福山駅は,年間700万人以上の多くの方々が利用されており,交通の利便性などの面から周辺の居住人口は増加しているものの,商業機能の低下によって,まちの賑わいを実感しづらくなっています。私は,福山駅前の賑わいと活力を再生いたします。そのため,特に中心市街地活性化の軸と位置付ける,伏見町などの再開発につきましては,庁内に組織横断的な体制を組み,行政が先頭に立ちスピード感をもって取り組んで参ります。そして,高度な都市機能を持ち,少子高齢社会のモデルとなる新たな魅力を創ります。福山駅周辺は,福山城や美術館など歴史・文化が息づき,ばらが咲き誇る福山らしい個性を有しております。この個性に更に磨きをかけ,大学生など若者の瑞々しい感性や女性の視点を新たに取り入れながら,「住む,観る,憩う,学ぶ,働く,集う」など様々な機能を有した複合的な都市の「顔」づくりを進めて参ります。
 競馬場跡地について申し上げます。備後圏域の拠点となる総合体育館は,芦田川との一体的な利活用も視野に,スポーツ等を楽しみながら健康づくりができる市民の交流拠点として着実に整備いたします。みらい創造ゾーンについては,大切な市民共有の財産であることから,市民の皆様の声に耳を傾け,時間をかけて,そのあり方を検討して参ります。

 第2の挑戦は,「希望の子育てと安心の医療・福祉」であります。私は,少子化の時代において,安心して子どもを生み育て,全ての子どもたちが健やかに成長するまちづくりを進めます。
 フィンランドの子育て支援制度「ネウボラ」を先行的に取り入れた和光市を参考に,妊娠期から学童期までの子育てを切れ目なく,ワンストップでサポートする「福山版ネウボラ」を実現します。将来的には,子育て中の女性の就労や仕事復帰についても併せて支援する体制に拡充していきたいと考えております。また,保育サービスの更なる充実を始め,国・県・市の各種制度を活用して,男性の育児参加や市内企業等におけるワーク・ライフ・バランスをより一層促進し,子育てにやさしい企業を支援して参ります。子どもの医療費助成については,国の検討会での議論も注視する中で,今後,助成範囲の拡充を検討して参ります。
 医療・福祉につきましては,団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年(平成37年)以降,医療・福祉等の需要がより一層高まることから,医療・福祉・介護を切れ目なく提供できる体制が欠かせません。このため,医師会など関係機関と連携し,かかりつけ医の推奨など医療の機能分化に取り組み,地域完結型医療を推進いたします。備後圏域の医療を支える市民病院の機能の更なる充実にも取り組んで参ります。また,地域における医療機関や介護事業所等が患者情報をネットーワークで共有する,いわゆるスマート医療の推進に関係機関と連携して取り組み,これにより,介護・医療に関わる多職種の連携を強化した地域包括ケアシステムを構築して参ります。併せて,在宅支援を中心とした認知症対策も充実して参ります。
  「健康長寿社会 福山」の実現に向け,これまでの予防対策に加え,未病の視点も取り入れた健康づくりを進めて参ります。具体的には,地域における健康づくりのボランティア活動を充実させ,市民の健康の見える化などに取り組みます。このほか,若者の健康意識の向上や,データに基づいた健康管理,生活習慣病予防に努めるなど,健康寿命の延伸につなげて参ります。
 こうした地域に根差した医療・介護・健康の各施策を切り口に,コミュニティの絆を深め,だれもが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めて参ります。

 第3の挑戦は,「活力ある産業づくりと防災」であります。本市は,オンリーワン・ナンバーワン企業が多く立地するものづくりのまちです。私は,福山のものづくりを時代の変化に対応できる柔軟性と厳しい競争に勝ち抜く力を備えた産業へと更に発展させて参ります。そのため,備後圏域における産業クラスターの形成を目指し,ものづくり大学やFuku-Bizなどを通じて地元の大学等と連携し,技術者の育成・確保や異分野・異業種交流,企業間連携の強化に取り組み,イノベーションが生まれやすい環境づくりを進めて参ります。あらゆるモノがインターネットとつながるIoTの時代を迎え,中小企業は,自らの技術やノウハウを抱え込むのではなく,それを持ち寄りネットワークの力で発展させていくことが重要です。県との連携を強化し,3Dプリンターなど様々な機器を備えた試験研究機関での共同研究の促進などにより,中小企業の提案力強化につなげて参りたいと考えております。企業の競争力の向上には,女性の活躍も欠かせません。女性の起業促進や女性が働きやすい環境も整備をいたします。また,企業誘致や投資意欲の高い企業ニーズに対応できるよう,積極的に産業インフラ整備などに取り組んで参ります。経済活動等を支える幹線道路の渋滞緩和に向けて,国・県と連携し福山道路などの着実な整備に努めるとともに,(仮称)福山SAスマートICの来年度供用開始に向け,鋭意取り組んで参ります。
 本市は,温暖で日照時間が長いという恵まれた自然環境にあります。また,次世代エネルギーパークを中心に成長分野の一つである環境関連企業も集積いたしております。これらの優位性を生かし,再生可能エネルギーの積極的な利活用に取り組むとともに,地域で消費する循環型エネルギー供給システムについて研究して参ります。
 農林水産業の活性化につきましては,TPPなど今後の国際情勢の動きを見据える中で,金融機関のファンド活用や専門家との連携による6次産業化の推進を始め,観光など異分野と組み合わせた振興策などを実施いたします。そして,地方の特色ある産業として付加価値を高め,事業者の所得向上や新たな起業につなげて参ります。
 防災について申し上げます。自然災害は,常に想定外の事態を引き起こすということを私たちは覚悟しておかなければなりません。このため,平時から,自分の命は自分で守るという市民一人一人の意識の醸成や,いざという時の地域での助け合いが重要です。6月の大雨災害では,地域の消防団やボランティアの方々の目覚ましい活躍に賞賛の声が上がったことを心強く感じております。災害時に的確な状況判断と地域と一体となった行動ができるよう,出前講座などの防災教育を始め,防災リーダーの育成や自主防災組織との実効ある連携などにより,地域防災力を高めて参ります。また,被災した場合には,刻一刻と変化する災害現場の状況に応じて,迅速かつ適切に対応しなければなりません。このため,水防に関して,福山市長と国土交通省との間でホットラインをつくり,トップ同士で情報交換を行う体制を構築いたしました。不測の事態に備え,自助・共助・公助が効果的に連携する「防災先進都市 福山」を実現して参りたいと考えております。

 第4の挑戦は,「未来を創造する教育」であります。次代を担う子どもたちが,人口減少やグローバル化など変化の激しい社会の中でたくましく生きていくためには,知識の吸収だけにとどまらず,自分で自らの進むべき道を切り拓く力を身に付ける必要があります。そのためには,国際感覚を養うことも必要です。国際交流を通じ,その中で国際社会に対する関心を高め,世界を舞台に活躍する子どもを育てます。本市独自の留学制度の創設に向け検討して参ります。
 先月のリオ・オリンピック競技大会,現在開催中のパラリンピック競技大会は,私たちに大きな感動や夢を与えています。4年後は,東京が開催地となっており,将来,出場を夢見ている子どもたちも多くいます。子どもたちの夢の実現に向け,「JOCパートナー都市協定」によるオリンピック選手のスポーツ教室などを実施いたします。聖火リレーの市内への招致にも取り組んで参ります。また,学校,地域,スポーツ団体などと連携し,だれもが気軽にスポーツを楽しめる生涯スポーツを推進することで,地域交流の促進にもつなげて参りたいと考えております。
 本市の教育面における芸術・文化を振興します。子どもたちが本物の芸術や文化に触れる機会を増やし,子どもたちの豊かな感性を育んで参ります。
 引き続き,本市の教育理念である「福山100NEN教育」に基づき,子どもたちが健やかに成長できるよう,小中一貫教育やふるさと学習を着実に実施いたします。これにより,ふるさと福山への誇りと愛着をより一層高めて参りたいと考えております。また,福山市立大学を始め,備後圏域の大学等と連携を深め,大学の持つ研究成果や知識,経験を人材育成や技術開発などに生かし,地域社会・地域経済の発展にもつなげて参る考えであります。

 第5の挑戦は,「歴史・文化・観光のまちづくり」であります。本市は,潮待ちの港として有名な鞆の浦,国宝の明王院,特別史跡の廉塾,日本100名城の福山城,国史跡の二子塚古墳,各地域で受け継がれてきた祭り,そして,江戸時代の防災構造物である砂留など,豊かな歴史・文化のまちであります。また,幕末に開国という大きなを決断した老中首座阿部正弘公が藩主であったまちでもあります。あらゆる機会を通じて,全国にその価値を発信して参ります。水野勝成公により築かれた福山城は,福山駅前とともに,来訪者にまちを印象付ける,もう一つの本市の「顔」でもあります。2022年(平成34年)は築城400年という大きな歴史の節目に当たります。全国に福山城の歴史が持つ魅力を発信できるよう,ハード・ソフトの両面から記念事業に取り組んで参ります。
 観光につきましては,新たな観光振興ビジョンを策定し,日本文化の薫る地域資源を活用した海外からの観光客誘致や,「海からみる観光」など瀬戸内の多島美を生かした新しい福山の魅力づくりに取り組んで参ります。
 鞆のまちづくりにつきましては,住民の皆様と行政が鞆の課題や将来像を改めて共有し,共感し合える「まちづくりビジョン」の策定に向けたワークショップを開始したところであり,今後とも,住民の皆様との意思疎通を図りながら,精力的に取り組んで参る考えであります。また,町中交通処理や防災対策は,鞆のまちづくりの根幹であり,引き続き,県と連携をする中で取り組んで参ります。

 私は,市民に身近な市政を実現し,市民の皆様とともにまちづくりに取り組みたいとの思いから,新しく100人委員会を立ち上げたいと考えています。これは,学生からシニア層まであらゆる世代の市民が,福山のまちづくりに向けた様々なテーマについて,夢やアイデアを持ち寄り,構想段階からまちづくりに参画していただくものです。100人委員会で市民の皆様と一緒に,考え,議論し,その結果を行政の施策に反映させるなど,まちづくりに生かして参ります。
 次に,2015年度(平成27年度)普通会計の決算見込みについて,その大要を御説明申し上げます。
 まず,歳入の根幹となる市税は,所得の伸びにより個人市民税が増加したものの,税制改正に伴い法人市民税が減少したことなどから,726億円と概ね前年度並みの決算となりました。
 歳出では小・中学校の耐震改修や総合体育館建設に向けた競馬場跡地の整備などにより投資的経費が増加したほか,教育環境の充実のために教育環境整備基金を新設するなど,本市が直面する喫緊の課題や将来の発展に向けた取組を積極的に推進いたしました。また,高齢化の進行等により,介護保険会計などへの繰出金や障害福祉サービス事業費などの社会保障関係費が引き続き増加しております。その一方で,企業の経営環境の改善による中小企業融資資金貸付金や公債費等は減少いたしました。全体では前年度に比べて歳入は0.7%減の1,721億6,637万2千円,歳出は1.3%減の1,664億3,300万1千円となりました。財政の健全性を表す健全化判断比率につきましては,4つの指標全てが早期健全化基準を下回るなど,継続して改善しております。実質公債費比率は4.7%で前年度より1.0ポイント改善しました。また,将来負担比率は,初めて充当可能な財源が将来負担額を上回ったため,算出されなくなりました。
 市債残高につきましても,市民一人当たり,31万2千円と前年度より9千円の減となり,5年連続で減少するなど,本市の財政は健全な状況を維持できているものと受け止めております。
 しかしながら,少子化・高齢化の進行やそれに伴う生産年齢人口の減少などにより,市税や地方交付税等の動向が不透明な状況の中で,社会保障関係費は増加し続ける厳しい財政環境が今後も継続するものと予測されます。引き続き,中長期的視点に立ち,行財政改革の更なる推進,健全で持続可能な財政運営に取り組んで参る考えであります。

 今回,議案として提出いたしております2015年度(平成27年度)の企業会計の決算などにつきまして,その大要を御説明申し上げます。
 まず,病院事業会計についてであります。市民病院は,地域の基幹病院として,医療スタッフの充実を図るとともに,高度先進医療機器を導入するなど,がん医療,救急医療,高度専門医療を提供しております。収支状況につきましては,新会計基準移行に伴う一時的な特別要因がなくなり,当年度は4億1,975万円の純利益を計上し,経常収支は8年連続の黒字となっております。引き続き,地域医療連携・機能分担を進める中で,備後圏域全体の医療水準向上のための中心的役割を担う基幹病院として,高度で良質な医療サービスの提供に努めて参ります。
 次に,水道事業会計では,安全で良質な水道水を安定的に供給するため,出原浄水場の更新や中津原浄水場の水質管理センター改築,基幹管路等の耐震対策に取り組んで参りました。当年度の純利益は,11億3,806万7千円を計上したものの,資金残高は減少傾向にあり,より一層の健全経営に努めて参ります。
 工業用水道事業会計につきましては,引き続き純利益を計上することができており,今後とも,産業基盤として企業活動を支える役割を担って参ります。
 下水道事業会計につきましては,安全で快適な生活環境を確保するため,汚水管渠埋設を始め,市街地の浸水対策としての中央2号・中央5号幹線築造や管渠の耐震化・長寿命化などに取り組んで参りました。また,水洗化率や収納率の向上に取り組むとともに,下水道使用料を改定したことにより,一般会計からの資金不足に対する基準外繰入金を全額解消しております。
 上下水道事業は,市民生活や地域経済にとって重要なライフラインであるため,引き続き,上下水道事業経営審議会の意見等を経営に反映する中で,中長期にわたる資産の更新等の需要を踏まえた財政見通しを見える化したアセットマネジメント手法を活用し,計画的・効率的な施設整備を行うなど,経営の健全化に努めて参ります。

 次に,補正予算について御説明申し上げます。このたびは主に,6月の大雨による災害復旧に対応するものであり,一般会計と水道事業会計,下水道事業会計の3会計の補正をお願いいたしております。
 大雨による災害への対応といたしましては,道路や河川,農道,ポンプ場など,公共施設等の復旧への対応のほか,倒木の処理や消防団員の出動報酬,被災者への災害見舞金など,一般・企業会計を合わせた全体で24億7,189万円と,かつてない規模の災害復旧経費となっております。
 災害関連以外では,一般会計で安心・安全の実現として,B型肝炎予防接種の10月実施に向け,所要の措置を講ずるとともに,小規模多機能型事業所等へのスプリンクラー設備の整備などに取り組みます。更に,介護事業所職員の負担の軽減等のため,移動支援や見守り支援などを行う介護ロボット導入補助など,介護施策の充実にも取り組んで参ります。このほか阿伏兎観音駐車場や内海ふれあいホール等の環境改善などを実施いたします。

 以上の結果,今回の補正予算額は,一般会計で26億3,684万7千円,企業会計で1億4,750万円の追加となり,全会計の補正予算額は,27億8,434万7千円の追加となりました。
 
 このほか,決算及び予算以外の議案といたしましては,条例案として,福山市税条例等の一部改正についてなど6件,その他の議案として,(仮称)深品中継施設建設工事請負契約締結の変更についてなど3件を提出いたしております。
 以上,今回提出いたしました議案の概要について申し上げました。

 私は,市制施行100周年後の,新たな100年に向けたまちづくりの方向性を決める重要な時期に,市長として市政運営の重責を担うこととなり,身が引き締まる思いであります。時代は人口減少社会に突入し,経済・社会の変化も速く,地方自治体を取り巻く環境も厳しさを増していくことが予測されます。私は,福山市を時代の流れに漂うだけの一都市に甘んずることなく,活力と魅力に満ちた,輝く都市にしていきたいと考えております。そのため,行財政改革を不断に実行することで,持続可能な財政を実現しつつ,「ヒト・モノ・カネ・情報」が集積するよう,積極的・効果的な投資により未来に向けた基盤づくりに努めて参ります。新たなまちづくりの指針となる第五次福山市総合計画には,私が掲げた5つの挑戦などを位置付け,市民の皆様の声を聴きながら,その実現に向けて全力で取り組んで参ります。

 本市には,備後圏域全体の発展に向け,圏域のリーダーとして果たすべき責任と役割があります。本市が旗振り役,そして,時には調整役となり,5市2町の意見をしっかりと聴き,連携を更に深める中で,産業界や大学,金融機関,行政が一体となった活力ある圏域づくりを進めて参ります。
 今般,県知事との間で定期的にトップ会談を行うことで,合意をいたしました。県や国との連携を更に強化し,ここ備後から,「新しい地方のカタチ」を全国に向けて発信して参ります。
 今後,第五次福山市総合計画と総合戦略,そして,びんご圏域ビジョンを一体的に推進し,市民の皆様の幸せの実現と次の世代に輝く福山市を残すため,全力を尽くして参る所存であります。議員各位を始め,市民の皆様の御指導,御鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
 提出いたしております議案につきましては,慎重なる御審議のうえ,御可決いただきますようお願いを申し上げ,私の所信と提案理由の説明とさせていただきます。

 本文は,口述筆記ではありませんので,表現その他に若干の変更があることがあります。