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ノロウイルスによる食中毒に気をつけましょう!
印刷用ページを表示する 掲載日:2021年11月24日更新
冬季は,ノロウイルスによる食中毒患者が最も発生する時期ですので,十分に予防することが大切です。
家庭での調理や地域の行事等で食品を取り扱う際は,予防対策を行い,十分に気をつけましょう。
予防対策
(1)石けんと流水でしっかり手洗いを行いましょう。
- 調理前,盛り付け前,配膳の前,食事の前,トイレの後,オムツを交換した後,下痢やおう吐等の患者の汚物処理を行った後など。
- 予防のための手洗いは,『2度洗い』が効果的です。
- ハンドソープや石けんを使い,流水による手洗いを2回繰り返してください。
(2)食品は,中心部までしっかり加熱しましょう。
- 二枚貝等ノロウイルス汚染のおそれのある食品は,中心温度85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。
(3)加熱後あるいはそのまま食べる食品を素手で取り扱わないでください。
(4)調理器具をしっかり消毒しましょう。
- アルコールや逆性石鹸はあまり効果がありません。
- 次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒しましょう。
- 熱湯での消毒も有効です。
(5)下痢やおう吐の症状がある場合は,調理を控えましょう。
- 症状がなくなっても,一定期間,便の中にウイルスを排出することがあるので,注意が必要です。
(6)従事者自らが感染している可能性があることを自覚して行動しましょう。
- 感染しても症状を示さない場合があります。
ノロウイルスに気をつけてください!【ノロウイルス対応マニュアル(施設編)(家庭編)】
手洗い手順 [PDFファイル/572KB]
家庭でできる次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り方 [PDFファイル/81KB]
リーフレット(厚生労働省ホームページにリンク) [PDFファイル/480KB]
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省ホームページにリンク)
大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省ホームページにリンク) [PDFファイル/613KB]